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本と映画と政治の批評
by thessalonike4
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カテゴリ:オー・マイ・カッシーニ( 10 )
ウェ-バー『職業としての政治』を読む - アテネ民主政治と指導者
b0087409_13165673.jpg政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である。もしこの世の中で不可能事を目指して粘り強くアタックしないようでは、およそ可能なことの達成も覚束ないというのは、まったく正しく、あらゆる歴史上の経験がこれを証明している。しかし、これをなし得る人は指導者でなければならない。いや指導者であるだけでなく、-はなはだ素朴な意味での-英雄でなければならない。そして指導者や英雄でない場合でも、人はどんな希望の挫折にもめげない堅い意志で、いますぐ武装する必要がある。そうでないと、いま、可能なことの貫徹もできないであろう。自分が世間に対して捧げようとするものに比べて、現実の世の中が-自分の立場からみて-どんなに愚かであり卑俗であっても、断じて挫けない人間。どんな事態に直面しても「それにもかかわらず!」と言い切る自信のある人間、そういう人間だけが政治への「天職」を持つ。 (岩波文庫 P.185-186)


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by thessalonike4 | 2008-01-13 23:30 | オー・マイ・カッシーニ
勇気と底力と自己犠牲 - 民主主義の永久革命とその指導者
b0087409_12295966.jpg「私たちはどうすればいいんですか」、「それはまだ間に合いますか」。彼女が森田実に訊き、金子勝に尋ね、西部邁に問い迫った同じ質問を、私が受けたのは二年前の9月29日のことだった。場所は港区の芝公園。 「こうすればいいんだよ」。その五日後、私が返した答えがSTK (Stop The Koizumi) のラウンチだった。運動を決断したのは彼女がいたからだった。この実力者の協力を得られれば運動を成功に導けるかも知れない。アラーの神が砂漠にオアシスを出現させたように、奇跡を起こすことができるかも知れない。そう考えることができたから、勇気を出して一歩踏み出すことができた。彼女は単なるブロガーではなかったし、まして単なる「普通の主婦」でもなかった。そのとき、すでに全国に名を馳せた著名な地域住民運動の闘士であり、いちど実際に政治の奇跡を起こしていた。

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by thessalonike4 | 2007-08-14 23:30 | オー・マイ・カッシーニ
A LOT OF LOT OF LOT OF LOT OF POWER FOR YOU !
b0087409_9393973.jpg 心配になって候補の声を聞く機会を得たが、こちらが思っていたよりお元気で、話し声もしっかりしていた。声が少しかすれていたが、それほど疲労した様子はなく、残された日程に全力を集中させようとする強い意気込みが感じられた。勝利の予感については、恐らく陣営で確実な分析データを持っていたに違いなく、根拠が何も無いないままマスコミ批判が口をついて出たわけではないのだろう。選挙区の情勢分析というのは、新聞によっても違うし、時間の経過とともに伝えられる内容が変わってゆく。

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by thessalonike4 | 2007-07-24 23:30 | オー・マイ・カッシーニ
護憲新党と野党共闘について - 『ヴェラ・ザスーリッチへの手紙』
b0087409_1559504.jpgある読者からメールを頂戴し、次のような質問を受け取った。「どうやったら野党共闘或いは護憲新党を実現できるか、何かいい智恵はございませんか?」。不遜ながら、大学の講義で習った 『ヴェラ・ザスーリッチへの手紙』の情景を思い出した。ブロガー同盟の同志の一人が、ブログのよいところは、他のブログのように単純な政治的アジテーションの機械的連呼ではなく、ボナパルティズムの概念とか、ウェーバーやビスマルクの政治論とか、構造改革論の理論史とか、そうした政治学や社会科学の一般教養が学べる点だと言ってくれたことがある。『ヴェラ・ザスーリッチへの手紙』についても、この機会にご存知のない方はお知りおきいただきたい。遅れたロシアは資本主義を媒介することなしに封建制から社会主義へと移行・発展できるのか。農村共同体であるミール共同体は、資本主義による破砕なしに、そのままロシア社会主義革命の基盤に転轍し得るのか。ナロードニキの女流革命家ヴェラ・ザスーリッチがマルクスに手紙で問う。

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by thessalonike4 | 2006-10-25 23:30 | オー・マイ・カッシーニ
ケネー経済表と『マネー敗戦』 - 汝の道をゆけ、そして人には
b0087409_1414543.jpgケネー経済表とマルクス再生産表式の意義について、われわれの時代は教養から学部にかけて繰り返し学ばされた。その社会の生産と消費の全体構造を一つの循環範式によって総括的に説明し、立ち現れる利害者とその活動を一望の下にする経済科学の方法。高校の授業では、「ケネー・重農学派・経済表」という単語だけを覚えさせられて終わりだが、大学では実際にケネー経済表の現物を学ばされる。それだけでも大学で勉強するということは素晴らしい。講義ではケネー経済表の理論がフランス革命に与えた決定的影響について突きつけられ、その歴史の真実に学生たちは思わず息をのまされる。学問の力の偉大さに慄然とする。当時の大学では全国どこでも似たようなことを教えていたから、われわれの世代では共通にケネー経済表の教育体験を持っているだろう。ケネー経済表的な視角で現状を分析したエコノミクスを読みたいと思っているが、そういう良質な本が最近はなかなか出版されない。

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by thessalonike4 | 2006-09-14 23:30 | オー・マイ・カッシーニ
カッシーニ、君は日本の指導者となれ、衆院予算委の女王となれ
b0087409_13371135.jpgカッシーニを発見したのは一年前の9月7日だった。投票日まであと4日となり、敗北がほぼ確定した時期で、私は、何も動こうとしなかった九条の会を批判した記事の中でカッシーニを紹介した。一年前、選挙戦の情勢は敗北必至で気分は重かったが、重い気分の中で私は二人の逸材を発見して、日本の政治にも希望が残っていると感じて嬉しかった。それはまるで、スリランカの山奥の谷間に入って、手を伸ばした先にサファイアとルビーの巨大な原石を掴み取ったのと同じ気分であり、二個の原石は掌に余るほどの大きさで私を感動させた。村塾門下の晋作と玄瑞。サファイアは長州、ルビーは京。一年が経ち、一人は国会議員に、もう一人は府議会議員になろうとしている。私の予言能力と言うか、予知能力もまんざらではないと自信を深める。探し当ててスポットライトを浴びせ、スター誕生させた阿久悠は私だ。見込んだ二人が日本の政治を変えてくれるかも知れない。あのときは、二人に続いて三人目、四人目が必ず出て来ると確信していた。日本に人がいないはずはないと信じていた。

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by thessalonike4 | 2006-09-04 23:30 | オー・マイ・カッシーニ
加藤周一『吉田松陰と現代』 - 志士の原罪意識と「松陰先生」
b0087409_1342417.jpg下は二年前に萩市で行われた加藤周一の講演をブックレットに収めたもので、松陰の思想と魅力について加藤周一の表現で分かりやすく纏められている。同じ権威でも司馬遼太郎なら受け付けないが、加藤周一なら襟を正して聴くという人間(左翼)が少なくなく、これを紹介するのは意味のないことではないだろう。三十年前に書いた『日本文学史序説(下)』では、松陰の思想に対して「独創性がなく」「非現実的」だという言葉を与えていた加藤周一が、三十年経ってほとんど全面肯定に評価を変えている。三十年前は松陰の思想の「非現実性」を批判していたが、今回の講演では逆に「現実主義」が評価されている。これを読みながら思ったことは、時代の変化という問題であり、加藤周一が松陰的人物の出現を狂おしく求めているという一事である。加藤周一でなくても気分は誰しも同じだろう。時代が煮詰まってきた。「九条の会」に連なる末端会員の中には「護憲は長い道のり」などと悠長な展望を言う向きもあるが、安倍晋三が政権構想の柱として全面改憲を明確に掲げたことで、道のりはそれほど長くないという現実が多少見えてきたかも知れない。

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by thessalonike4 | 2006-08-23 23:30 | オー・マイ・カッシーニ
長州 - コンデンスミルク、国民皆兵、責任内閣制、書生気質
b0087409_1402945.jpg山口市が長門なのか周防なのか、疑問のままこれまでずっと放置してきて、今回ようやく思い立って調べると、国境付近ではあるが周防国の側だった。長門国ではないかという予断があったのは、一つは防長二州を薩隅二州に擬して捉えてしまう観念のなせる業で、長州という言葉にも影響されるのか、どうしても長門を主とし周防を従とする思考が先行する。辞書で引くと長州は長門国の異称とあるが、実のところは防長二州の略称と考えた方がいい。この二国は歴史の中でアイデンティティが統合されて、二国の区別が殆どなくなった。こういう例は他にあまりないように思われる。例えばお隣りの島根県は石見国と出雲国の二国が一県になった例の一つだが、両地域の言語、血統、風俗、習慣の異質性、いわゆるエスニシティの差異性は現在でも人々の間で意識され議論されている。山口県は島根県とは様子が異なるようで、それは歴史の中で二国の差異が融解され、一国に統合されてきたからだろう。地理的にも二国を分割する山脈や河川が見当たらず、古代人が二国の個性をどのように認識していたのか、逆にそちらの方に興味が向かう。

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by thessalonike4 | 2006-08-21 23:30 | オー・マイ・カッシーニ
スタイルシート製作 - 山口県から STOP THE ABE の革命を
b0087409_14184222.jpg土曜大工でスタイルシートを試作した。と言っても、工夫したのは投稿欄のヘッダー部分にワンポイント画像を配置しただけで、他には特に凝ってアレンジした部分はない。サイドバーと投稿欄のフレームを女性的なイメージで丸くしたかったが、スクリプトを書き入れるだけでは駄目で曲線の画像を作る必要があった。手元のツールでは少し難しい。ブログを作り始めると常にphotoshopという問題で挫折する。小沢一郎の服を見て気がついたが、紺と赤と白のシンボルカラーでコーディネイトしている。単にそのときの間に合わせで写真を撮っているのではなく、写真を宣伝に使えるように配慮しているわけだ。さらに表情も同じで、写真用の、いわば宣伝用に規格化されたマスクを見事に作って撮らせている。そう言えば、岡田克也も前原誠司もテレビに出るときは白のシャツに赤のネクタイ姿だった。前原誠司は二色に加えて黒だった。前原誠司の黒を小沢一郎は青に変えた。なるほど、と頭の中にルックアンドフィールの基調イメージが思い浮かんで、スキンのカスタマイズを試みた。

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by thessalonike4 | 2006-08-18 23:30 | オー・マイ・カッシーニ
カッシーニに捧ぐ - 玉座の階にあれ、絶えて真理を裏切らざれ
b0087409_14193647.jpgカッシーニには抜群の政治的センスがあった。一年間、人を探して得られなかったのは事実だけれど、センス抜群の人間を二人だけ発見したのは本当で、その一人は来年の参院選挙に立候補する。反小泉ブロガー同盟はネット運動ではあったが、まぎれもなく本格的な政治運動であり、政治運動を試みるのは私は最初の体験だった。自信はなく、失敗のリスクのみが大きく、軽々に始められる事ではなかった。だが、誰かが始めなければならない。誰かが吉田松陰にならなければならない。決して大袈裟な表現ではなく、壮絶な覚悟で挑戦を始めた。チャレンジに踏み切る決心ができたのは、この二つのブログの存在に勇気づけられたからである。こういう素晴らしい人間が二人もいるのだから、勇気を出して運動を始めれば、もっと人材が集まるかも知れないと考えたのだ。結果的にその考えは甘かった。ブログが世の中のブームになって二年になるが、初期に立ち上げたブログほど内容がある。後発のブロガーほど中身が無い。ビジネスと同じで、センスのいい人間は他に先行してトライを始める。

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by thessalonike4 | 2006-08-10 23:30 | オー・マイ・カッシーニ
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