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by thessalonike4
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カテゴリ:民主党 ・ 2007年参院選( 15 )
田勢康弘が吹かせた風 - 新聞組の勝利と電通組の敗北
b0087409_1213969.jpg現在の日本の擬似的二大政党制の下では、マスコミが風を吹かせた方が国政選挙に勝利する。その勝利は常に一方の側の圧勝の結果となり、決して僅差の接戦劇にはならない。マスコミが吹かす風は、投票日の一ヶ月前頃から始まり、次第に風速が強まり、善玉と悪玉の配役を固め、公示日から投票日にかけて暴風雨となって、その選挙を完全に「お祭り選挙」に変えてしまう。二年前の郵政民営化選挙がそうだったし、今回の年金未記録選挙も同じ現象の再現となった。そして最近の選挙では所謂アナウンス効果が機能しない。アナウンス効果が機能するためには、マスコミの情勢報道に対して反発して動く有力な組織体が全国津々浦々に必要だが、そうした逆バネの物理的組織力が、民主党には最初から存在せず、自民党もこの十年間にボロボロに壊されてしまった。

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by thessalonike4 | 2007-07-31 23:30 | 民主党 ・ 2007年参院選
参院選結果予想 - 民主55、自民41、自公大きく過半数割れ
b0087409_22542518.jpg民主党55議席、自民党41議席、自公合わせて53議席で過半数に遠く及ばず、与党惨敗の結果となる。非改選を含めた合計でも自公は110議席に止まり、国新と無所属の全てを与党に引き入れても院の過半数を超えられない。野党が参議院を制圧する。梅雨が始まるこれからの季節は、今年は選挙予想の季節であり、紫陽花の花の色の移ろいを見るように、選挙分析と選挙後の政局分析の言説が交錯して世間の耳目を集めることになる。言説が回転する基軸は年金問題であり、選挙民の関心はそこから離れず、マスコミもそこから離れられない。政治評論家たちが選挙予想を出す。宮川隆義、福岡政行、岩見隆夫、田勢康弘、岸井成格。予想が最終的にどれほど正確だったかも重要だが、それ以上に重要なのは予想根拠の説明であり、その説得がどれだけ有権者に効果を与えるかである。選挙予想は選挙の事前にするものであり、敢えて言えば、選挙結果に影響を与えるためにするものである。評論家たちは中立を偽装しつつ自らが望む政治的方向へと視聴者を導くべく状況を説明する。イデオローグである評論家の選挙予想の目的は、予測精度の証明ではなくて世論の操作と誘導である。

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by Thessalonike4 | 2007-06-11 23:30 | 民主党 ・ 2007年参院選
民主党はコミ戦を作れ - 千葉景子民主党広報委員長にご提案
b0087409_1723332.jpg千葉景子様、はじめまして。ブログ「世に倦む日日」で情報発信しておりますthessalonikeと申します。匿名で失礼いたします。今日は民主党の広報戦略について若干の提案があり、恐縮ながらメールを差し上げる次第です。提案とは、民主党も自民党と同じようにコミ戦(コミュニケーション戦略)チームを作ったらどうかということです。自民党のコミ戦について、巷間の評価がやや過剰にすぎる傾向は確かに感じますが、昨年の衆院選、今年の総裁選を振り返ってみて、広報戦略を担ったコミ戦チームの活躍が大きな成果と実績を出した点は否定しようもありません。自民党は衆院選で大勝し、また今夏の総裁選が終わったとき、自民党の支持率は42%(毎日新聞)に達し、これは14年ぶりの高い数字でした。私は総裁選そのものには関心はありませんでしたが、宣伝と演出の巧みさに舌を巻き、周到に計算したプログラムに慄然とさせられました。最初から党支持率と内閣支持率がゴールとして戦略的に設定されていました。


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by thessalonike4 | 2006-10-14 23:30 | 民主党 ・ 2007年参院選
細野解任の決断を - 小沢一郎による民主党の体質転換の途上
b0087409_11514310.jpg週末(9/29)に進退伺を出したまま、細野豪志は雲隠れをしていて、未だに党役職辞任の辞表を出していない。進退伺というのは判断を上司に委ねるもので、自分から辞めますという意思表示ではない。今回の細野豪志の「進退伺」は、意味としてはむしろ「開き直り」の範疇に属するもので、脛に傷を持つ身である幹部の弱腰を見透かして、「同じ前科のあるお前らに俺のクビが切れるのか」と居直りの態度を示しているのである。幹部が強気に出れない党の内部事情を承知の上で、進退の判断を幹部に委ねるという姑息で狡猾な手法を採り、時間稼ぎをして責任から逃げようとしているのだ。他の民放局はこの問題を無視しているが、テレビ朝日だけは熱心に取材していて、「スパモニ」と「スクランブル」の二つの番組で報道を続けている。テレビ朝日は視聴者に民主党の支持者が多い。だから民主党の話題に対する関心が高い。無論、電通が政治目的で意図的に仕掛けている面もある。安倍政権に補選で勝たせなくてはいけない。

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by thessalonike4 | 2006-10-02 23:30 | 民主党 ・ 2007年参院選
細野豪志は役職辞任せよ - 民主党は綱紀粛正して選挙に全力を
b0087409_1121597.jpg細野豪志」のキーワード検索での来訪者が急増し、昨夜から現在まで約七百件に達している。この議員はブログとは関係が浅くなく、偽メール事件の際に公開質問状を届けさせていただき、返事を頂戴できないので何度もTBでリマインダを送った経緯がある。今度は、議員自身が不倫醜聞を写真週刊誌にスクープされた。テレビではさほど大きく報道されていないが、スポーツ新聞では各紙が精力的に取り上げていて、ネットの一部でも騒ぎが広がっている。臨時国会が始まり、体制一新した強力な自民党と対決し、三週間後の補選で勝たなければいけないこの時期に、政調会長代理に就任した幹部の醜聞とは一体どういうことなのか。民主党は公式には何も釈明していない。議員個人が報道機関にFAXを送って反省表明しているだけだ。その内容は「私の不徳の致すところであり、深く反省しております。今後は信頼を取り戻すべく、国政に全力を尽くす所存であります」で、要するに居直りコメントである。これで問題が収拾されるのだろうか。民主党は一刻も早く細野豪志の役職を解くべきで、役員辞任の辞表を提出させて責任を明確にするべきである。

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by thessalonike4 | 2006-09-29 23:30 | 民主党 ・ 2007年参院選
自民党新体制と小沢民主党の国会対策 -国民投票法案の成立
b0087409_12101768.jpg安倍晋三が07年度の税制改正で6千億円の法人税減税を発表した。企業が利益から控除できる減価償却限度額を現行の設備購入価格95%から100%に拡大する税制変更によって実現する仕組だが、企業にとってはまさに天佑で、経営上の恩恵は計り知れないものがある。一般会計の中の6千億円は巨額で、国債を発行して財源にするのでなければ、社会保障や文教予算の枠から相当金額を削り取って来なければならない。恐るべき新自由主義政策の発表であり、それを新内閣発足の支持率が出る前に公表して憚らない安倍晋三の自信に驚愕するが、こうした政策に対して企業に対するバラマキだと批判する声はマスコミからは上がらない。マスコミがバラマキだと批判するのは民主党の「農家所得補償制度」に対してである。企業に対する特別手当はバラマキだとは言わず、弱者である農家に対する支援給付はバラマキだと言う。国民もすっかり新自由主義のイデオロギーに洗脳された。それにしても、自民党は米国の共和党や英国の保守党と同じになった。

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by thessalonike4 | 2006-09-25 23:30 | 民主党 ・ 2007年参院選
改憲サスペンデッドで全野党共闘を - 改憲阻止のマイルストーン
b0087409_14433858.jpg憲法改正の問題というのは、実際のところは思想信条の自由の問題なのである。太平洋戦争のような大惨劇がすぐに再現されるという話ではない。改憲されることによって現実に不幸な境遇に陥るのは、今この瞬間に改憲阻止を声高に唱えている人たちであって、憲法問題に関心のない人たちにとっては特に直接的に大きな影響はないのだ。自衛隊はすでに存在して、国際貢献の名の下に海外派兵さえ当然視されている。憲法九条の文言を変えて、自衛権と自衛軍を明記することに何の不都合があるだろうと考える人の数が多くても不思議はない。何と言っても二大政党の両方が改憲を基本政策に据えていて、護憲派は院内で一割未満の勢力でしかないのである。何で憲法で大騒ぎするのだろうと思う人間がいるのは当然で、憲法問題に関心のない人間にとっては改憲は生活に関係ないどうでもいい問題なのである。踏み込んで言えば、改憲とは改宗の問題である。事実上の異端が公式の異端となって社会的に排撃されることである。

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by thessalonike4 | 2006-09-19 23:30 | 民主党 ・ 2007年参院選
期待外れの小沢ビジョン - 空虚な格差是正論と集団的自衛権論
b0087409_1254883.jpg昨日(9/12)の夜、小沢一郎はNHKとテレビ朝日の報道番組に生出演した。いわゆる「小沢ビジョン」について国民に説明したのだが、話の内容は私には全く説得的には響いて来なかった。他の視聴者はどうだっただろう。率直に言って、これでは臨時国会の論戦も危ういし、来年の参院選で本当に勝利できるのか疑いの眼差しで眺めざるを得ない。昨日、私は小沢一郎の基本政策について総花的でエッジがきいてないと批判した。小沢一郎の生放送のインタビューを聞いて、その批判が間違いのないものだとあらためて確信した。キーメッセージが明確でないのである。基本政策の思想が明確でないと言うべきかも知れない。我々の期待していたものとはイメージが違うのであり、報道各社が様々な受け止め方をしてそれを伝えたように、誰が聞いても同じイメージが頭に浮かぶ明快なコンセプトのものではないのだ。小沢一郎はこれを叩き台にして来年また包括的な政策を纏めると言っているが、果たしてどうなるだろう。

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by thessalonike4 | 2006-09-13 23:30 | 民主党 ・ 2007年参院選
小沢一郎の基本政策 - 私なら「日本共生計画」で概念を纏めた
b0087409_11451764.jpg昨日(9/11)になってようやく小沢一郎が基本政策を発表したが、輪郭があまり明確でなく、総花的なものになっている印象を否めない。エッジがきいていない。報道機関によっては「格差是正」に注目して見出しを付けているところもあるが(共同・ロイター・日経)、テレビの報道では特にその点はクローズアップされなかったし(NHK)、肝心の朝日新聞がそこに注目していない。新聞によって報道のされ方がまちまちで、「セーフティネット」という言葉を入れて性格を表現しているところ(共同読売)とそうでないところ(朝日毎日)がある。報道機関によって受け止め方にばらつきがあるということは、メッセージが明確でなかったということだ。広報の問題もある。キャッチコピーも多すぎる。煩雑だ。「公正な国」、「共生」、「常識の政治」「普通の国」。いろいろ盛り込みたい気持ちはわかるが、今の時点では一つか二つに絞った方が聞く側にはよく伝わる。あれもこれもと入れると、逆に何が言いたいのか分からなくなる。

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by thessalonike4 | 2006-09-12 23:30 | 民主党 ・ 2007年参院選
平和共同候補と全野党共闘をめぐる動き - 社民党消滅の政治
b0087409_12231539.jpg前回の問題意識の続きだが、来夏の参議院選挙をめぐる動きとして平和共同候補擁立の運動がある。が、ほとんどニュースになっておらず、一部にしか情報が伝わっていない。参院選に向けて最も着々と体制を整えているように見えるのは民主党で、生活者ネットの大河原雅子を東京選挙区で担ぐなど左側にバランスした集票演出を工夫して、政権交代実現のために万全の布陣を敷きつつある。全野党共闘で安倍自民党を倒そうという声はあるが、そうした声が説得的に政党に届かないのには理由がある。まず民主党だが、民主党には他の野党と無理に共闘する必要はない。地域によっては社民党と共闘して票を受けたり流したりはあるだろうが、全国ベースで社民党や共産党と連携する必要はないのである。民主党が目指すのは単独での参院第一党で、そうなれば自動的に自公は参院で過半数割れになる。現状ではその可能性は十分にあり、そのために敢えて左側にバランス配慮した候補者を公認しているのである。

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by thessalonike4 | 2006-08-17 23:30 | 民主党 ・ 2007年参院選
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