本と映画と政治の批評
by thessalonike4
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カテゴリ:憲法 ・ 皇室( 16 )
四度目の憲法記念日に - 朝日新聞は小尻記者の霊と向き合え
b0087409_17455692.jpg今日は憲法記念日。新聞を読むと、各紙の世論調査で改憲賛成派が減少して護憲派が増えている事実が紹介されている。昨年7月の参院選挙で憲法改正を掲げる安倍自民党が大敗した後遺症が尾を引いているはずで、改憲を前面に出しすぎると国民に警戒されて票が逃げるという意識が政治家とマスコミの間に働き、安倍内閣当時のような改憲プロパガンダを全開せず、洗脳シャワーの栓を絞ったことが数字に影響している。3年前を思い出すと、ネットの中には護憲を主張するBLOGなど皆無だった。あれから状況はずいぶん変わり、今では護憲派の看板を出しているBLOGが無数にある。護憲を掲げるBLOGは増えたが、それらが果たして国民の世論に影響を与えているかどうかはきわめて疑わしい。実際には、現在の改憲派の後退は一時的なもので、無能で無責任な安倍晋三のマイナスシンボルのダメージのために、勢いを殺がれた改憲派が態勢の立て直しのために雌伏しているだけに過ぎない。

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by thessalonike4 | 2008-05-03 23:30 | 憲法 ・ 皇室
社会倫理規範としての憲法 - 最高法規についての若干の考察
b0087409_13545370.jpg憲法は為政者が守るべきもので国民一般は憲法に拘束されないという俗論がある。この議論が論壇で目立つようになったのは、私の認識ではごく最近のことで、九条の会による立憲主義のエバンジェリズムと、それから、特に民主党の憲法提言が出て、民主党の改憲論議を仕切っている枝野幸男が盛んに言い始めてからのことである。枝野幸男の論理と主張は、主として自民党の憲法草案の前時代性に対する批判の文脈から発せられていたものだったと記憶するが、ともかくその前後から特に左翼の論陣でこの憲法論が専らとなり、ネット左翼の憲法論の常識として定着した感がある。従来は、この議論を言う場合には「一義的には」という前置詞が使われていたが、最近は「一義的には」の限定が取り除かれて普遍的一般的な憲法概念となり、すなわち国民は憲法から全く切り離され、憲法の規定と拘束から自由な存在になった。 

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by thessalonike4 | 2008-04-09 23:30 | 憲法 ・ 皇室
改憲の現場 - 民間はポーカーフェイス、公務員は『沈黙』的世界
b0087409_17174579.jpg大学の入学時期を9月にするという話は、実は昨年の5月5日の記事の中で書いている。記事下の安倍晋三の写真もこの日に上げたもので、公開してから中身は何も変えていない。別に自慢するわけではないが、予言したことが次々に的中して行っている感があり、しかもそれが予想したよりも早く現実のものになる。この記事は、これまで書いた中でもかなり issuable なもので、我ながら内容の過激さが気になっている問題作である。村上龍の『半島を出よ』を読んだ後のイマジネーションで一気に改憲と徴兵制を論じた。今度の、08年8月に憲法改正の国民投票があるという予想もそうだけれど、私の場合は、常に自分が為政者(支配者)だったらどうするという視点で考える。自分が安倍晋三だったなら、大学の入学時期を9月に変えて、半年間を自衛隊(改憲後だから自衛軍)に兵役義務で入隊させて訓練するようにしただろうと、そう思って書いたのだが、果たして安倍晋三も同じ事を考えていた。

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by thessalonike4 | 2006-09-18 23:30 | 憲法 ・ 皇室
改憲へ - 三雲孝江、小宮悦子、田丸美寿々、森本毅郎、荒川強啓
b0087409_19562317.jpgあの忘れられない衝撃の9月11日から一周年を迎える。ブログの読者で、この一年間で年収が増えたという人はいるだろうか。生活が豊かになったという者はいるだろうか。将来に明るい希望を持てるようになったという人間はいるだろうか。悪くなったと感じている人が多いはずだ。想像した以上に生活環境が苦しくなったと実感しているのではないだろうか。一年後は確実にもっと悪くなる。そして経済生活だけではなく、言論環境の面で、今とは全く違った重苦しさに包まれているだろう。参院選はネット選挙になるから、言わばネットが街頭になる。「選挙でビラを配っていたら警察が来て逮捕されました」などという話を聞いたことがあると思うが、それが他人事ではなく、特別な政党関係者だけの話ではなく、かなり身近な出来事として意識されるようになるだろう。公職選挙法改正によるネット選挙解禁というのは、これは私の予感だが、1925年の治安維持法とセットになった普通選挙法と同様に、新しい権利を与える代わりに交換で自由を制限するという性格のものになりそうな気配がする。

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by thessalonike4 | 2006-09-10 23:30 | 憲法 ・ 皇室
天皇陛下の平和主義 - 教育基本法と愛国心に関する記者会見
b0087409_1217823.jpgこれからの日本の教育の在り方についても、関係者が十分に議論を尽くして、日本の人々が自分の国と自分の国の人々を大切にしながら世界の国の人々の幸せについても心を寄せていくように育っていくことを願っています。なお、戦前のような状況になるのではないかということですが、戦前と今日の状況では大きく異なっている面があります。その原因については歴史家に委ねられるべきことで、私が言うことは控えますが、事実としては、昭和5年から11年、1930年から36年の6年間に要人に対する襲撃が相次ぎ、そのために内閣総理大臣、あるいはその経験者4人が亡くなり、さらに内閣総理大臣1人がかろうじて襲撃から助かるという、異常な事態が起こりました。帝国議会はその後も続きましたが、政党内閣はこの時期に終わりを告げました。そのような状況下では議員や国民が自由に発言することは、非常に難しかったと思います。先の大戦に先立ち、このような時代のあったことを多くの日本人が心にとどめ、そのようなことが二度と起こらないよう日本の今後の道を進めていくことを信じています。


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by thessalonike4 | 2006-06-07 23:30 | 憲法 ・ 皇室
村田昭治をブランディング戦略とコミュニケーション戦略の総司令に
b0087409_14161861.jpgたとえばマンションの隣人との間で騒音等で諍いになっても、普通は隣人への誹謗中傷を大声で喚いたり、あるいは隣人家族を誹謗中傷するビラを配って回るようなことはしない。それは行き過ぎた非常識な行為だからであり、住環境コミュニティの中で疎まれる暴走だからであり、後で自身に悪い影響が返ってくることを慮るからだ。ネットでの個人は匿名の存在だが、そこは個々人にとってはリアルな生活環境そのものであり、その人間のネットでの行動履歴は基本的に後々まで残ってくっついて回る。そうした事どもを考えると、マンションのコミュニティ空間での一般的な倫理や常識は、ネット空間でもそのまま適用されてよいはずなのだが、そのような考えが及ばず、ネットだから誹謗中傷は自由だと考えている人間が多い。ネットでの発言は公共空間での言論であり、印刷して発表するものと何ら変わりはない。誹謗中傷は自らを卑しめ貶めるだけだ。言論の自由は無制限の自由ではなく、権利は濫用すべからずが大原則なのだから。

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by thessalonike4 | 2006-05-22 23:30 | 憲法 ・ 皇室
「九条の会」のサイト戦略 - 機会損失、ブランド戦略、モメンタム
b0087409_18104981.jpg護憲が護憲を呼び集めるのは、それほど難しくはないのではないかと私は思っている。護憲集会の会場が満席になりましたというような報をよく聞くが、無論、その成果と情報は十分に政治的な価値と意味があるけれど、しかし重要なのは、護憲が集まることではなく、改憲を護憲に変えることだ。護憲でも改憲でもない立場の者を護憲に変えることであり、改憲の立場の者を中立に変えることである。人々の政治意識を実際に変えないといけない。九条改正の世論は、朝日新聞では賛成が43%で反対が42%になっている。毎日新聞では賛成が49%で反対が41%となっている。昨年は九条改正に反対が世論の多数だった。「九条の会」の地域での奮闘にもかかわらず、新聞の調査では逆転を許し、九条改正反対は現実に少数派の立場に転落している。そしてマスコミの改憲プロパガンダは一日も休むことなくシャワーされ、今、この瞬間にも世論動向は「九条の会」にとって不利な情勢に変わりつつある。

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by thessalonike4 | 2006-05-19 23:30 | 憲法 ・ 皇室
小森陽一の戸別訪問論 - 九条を訪問販売する宣教の精神主義
b0087409_16501727.jpgネットでの愚劣な誹謗中傷のパターンは、ネット右翼より先に無手順通信時代に掲示板左翼が開発し常態化した悪習だった。時期的には80年代末から90年代初めの頃であり、舞台は主としてニフティである。その手法と文化をネット右翼が学び取ってインターネットで全盛化し、今日の惨状に至っている。ネットでの誹謗中傷の発信は、覚醒剤と同じで、常習者は副作用のダメージを知りながらも快楽の誘惑に負けて何度も繰り返し手を出す。中身がなく、内在的な説得力のない感情の投げつけは、批判ではなく、単なる誹謗でしかあり得ない。そして誹謗中傷は名誉毀損の要件を構成する犯罪行為である。昨年から往年の掲示板左翼が玩具をブログに変えて遊び始めるようになり、憂鬱な毎日が続いていた。掲示板左翼の常習者は息をするついでに安直にネットで誹謗中傷をする。頭が悪く、難しいことは何もわからない人間であれば、その人間の誹謗が批判に化けて正当化されるわけではない。頭が悪い人間でも、東大卒でも、誹謗は誹謗であり、犯罪は犯罪である。覚醒剤に手を出すなと言っても分からない人間は、結局のところ、副作用を通じてしかそれを知る方途がないのだろう。

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by thessalonike4 | 2006-05-18 23:30 | 憲法 ・ 皇室
小森陽一は05年衆院選の総括から始めよ - 崖っぷちで不戦敗
b0087409_17514655.jpg世の中には、自分は頭が悪いとか、難しいことは何も分からないと言いながら、世の中の人間は全て自分の説教を首を垂れて聞くものだと思い込んでいる人間がいる。自己倒錯と言うべきか、思い上がりも甚だしいが、普通は知識や教養のない人間の持論というのは、独善や偏見の傾向と性格を持ちやすいもので、だから他者への説得力を持ちにくいものだと考えられる。それでも無知な自分の説教の普遍性を確信できるのは、その護憲主義が自己内で絶対的な信仰になっているからだろう。思い上がった中高年左翼の「護憲、護憲」の読経連呼は、実際のところ、改憲がすでに世論として通念化され、マスコミが説く「常識」の思想環境の中で日々呼吸している現代日本の若年層からすれば、厚かましく、押しつけがましい年寄の愚痴にしか聞こえないはずだ。何の説得力にもならない。逆に感情的反発を招くだけで、護憲派の異端表象に確信を与えるだけのネガティブな効果しか導かない。

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by thessalonike4 | 2006-05-16 23:30 | 憲法 ・ 皇室
九条とEUと米軍 - 国民国家の主権制限と軍事力の一極集中
b0087409_16181796.jpgいろいろな護憲エバンジェリズムのアイディアがメールで飛び込んで来る。ある読者からは西田敏行を使えという提案があった。インリンはよく出る。他にないか。探せばもっとたくさんあるはずだ。ある英国在住のブログ読者からは、海外エバンジェリズトのリストアップとして、ノーベル賞作家のガルシア=マルケス、イラン前大統領のハタミ師、ナイジェリア出身のノーベル賞作家のウォレ・ショインカの三人の名前が提案された。全てメイクセンスである。大江健三郎が三顧の礼を尽くせば応諾してくれるだろう。人はそうやって助け合うべきだ。困ったときは助けてくれとお願いに上がるべきだ。このままだと改憲されるから助けて下さいと外つ国の偉人たちに頭を下げて頼むべきだ。地球は一家である。ひとつの家に住む同じ家族であって他人ではない。日本の改憲は世界の人々にとって決して他人事ではない。向こうが困ったときはこちらが助け、こちらが困ったときは向こうに助けてもらうのだ。

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by thessalonike4 | 2006-05-15 23:30 | 憲法 ・ 皇室
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