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by thessalonike4
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カテゴリ:防衛省疑獄事件( 11 )
苅田港毒ガス弾事業の不正疑惑 - 大門実紀史の国会質問
b0087409_12583631.jpg中国新聞の記事が平岡秀夫のリークによるものではないかと推測した根拠を説明したい。世の中には一般の市民より半歩先の情報を手に入れている人間がいる。今回の防衛省疑惑の報道についても、新聞紙面の情報は全て検察のリークを記者が記事にしているだけで、独自に取材調査して得た真相報道などは一つもない。新聞社によって報道内容が異なるのは、検察が差別をしているからであり、今回の事件については朝日新聞が他紙をリードしている印象を受ける。昨年のライブドア事件のときは毎日新聞が他を圧倒する記事を書いていた。記者が経済法の知識を持ち、その専門家であるリーク担当検事と呼吸が合ったからである。ライブドア事件は、商法と証券取引法、そして企業会計に通じた記者でなければ、捜査に関する正確な記事が書けなかった。リーク担当検事はPowerPointのチャート図を使って早口で専門用語を並べ立てていたのだろう。朝日の記事は毎日に較べて出遅れて、記事も要領を得ない内容になっていた。

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by thessalonike4 | 2007-12-03 23:30 | 防衛省疑獄事件
秋山直紀の逮捕、神戸製鋼への捜査 - 平岡秀夫の国会質問
b0087409_15193031.jpg朝日新聞の11/30(金)朝刊に「山田洋行、防衛族団体に1億円か」と見出しが打たれた一面記事が出て、特捜の次の標的が日米平和・文化交流協会と秋山直紀に措定されたことが明らかにされた。ようやく大手マスコミで秋山直紀の疑惑報道が解禁。同じ日の午前、特捜は山田洋行本社や関係先を捜索。この映像は夜の7時のニュースで放送され、防衛疑獄をめぐる捜査の次の焦点が、苅田港の毒ガス弾処理事業をめぐる不正と裏金問題であることが一般に告知された。映像を注意して見ていたが、この日の捜査の先頭に立って検事団小隊を率いていたのは女検事だった。小沢一郎の大連立騒動で時間を無駄にし、新テロ特措法の国会攻防や額賀福志郎の証人喚問問題で混乱が続き、政局のために捜査は大幅に遅れてしまった。特捜の現場は日程の遅れを取り戻すべく先を急いでいる感がある。来年の組織の人事異動の季節までにやれるところまでやらないと、人事が変わると捜査は中断に追い込まれる。

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by thessalonike4 | 2007-12-02 23:30 | 防衛省疑獄事件
守屋逮捕の法理 - 接待ゴルフの賄賂認定と「身分なき共犯」
b0087409_137108.jpg守屋武昌の逮捕で注目させられた点は二点ある。第一は検察がゴルフ接待を賄賂として認めた点であり、第二は妻の幸子が収賄の共犯で逮捕された点である。山田洋行による守屋夫妻へのゴルフ接待は8年間で300回以上、金額にして1500万円以上の巨額に上る。山田洋行は防衛省の納入業者であり、省の幹部だった守屋武昌が納入業者とどういう関係になれば法的な立場がどうなるかは常識として知っていただろう。守屋武昌も宮崎元伸もゴルフ接待が賄賂になるとは思っていなかったのである。何故なら、そういう前例がないから。賄賂とは、公務員の「職務に関する不正な報酬としての利益」であり、飲食の接待や売春婦の提供を含む「人の需要または欲望をみたすに足りる一切の利益」が定義である。が、これまでの疑獄事件でゴルフ接待が賄賂とされて追及された事件は、私の記憶では一件もない。この意義はきわめて大きい。

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by thessalonike4 | 2007-11-29 23:30 | 防衛省疑獄事件
守屋逮捕と利権の暗黒宇宙 - 秋山直紀からアーミテージまで
b0087409_1352377.jpgようやく守屋武昌の逮捕。朝刊記事(11/28)だけを読み較べると、朝日の取材が他を抜きん出ている。朝日の記事では、見出しに「政界ルート視野に捜査」の表記が入っていて、記事の中にも特捜部が防衛族議員の捜査に着手する見通しになったことが書かれている。他の新聞には政治家への言及はない。担当記者の博打の部分もあるだろうが、検事からのリーク取材で朝日の記者だけが「裏」を取ったということだろう。1面の見出しで他紙にない「政界ルート」の表記を入れる判断はデスクがする。デスクは記者に「裏は取ったのか」と確認をしたはずで、記者はデスクに検事からの取材内容を詳細に報告しているはずだ。「よしそれなら」と判断して見出しを打った。逆から見たとき、これは検察が朝日だけに「政治家への捜査」を漏らして書かせたという意味で、要するに国民一般への情報内示である。政治家を逮捕すると言っている。

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by thessalonike4 | 2007-11-28 23:30 | 防衛省疑獄事件
守屋武昌への強制捜査と政局分析 - 右手に解散、左手に連立
b0087409_1251062.jpg昨日の記事のコラムに 「気配から察すると、たぶん今週、守屋武昌の逮捕と防衛省と山田洋行への強制捜査がある」 と書いたが、今朝の朝日新聞の1面に、早速、「守屋前次官、強制捜査へ、週内にも収賄容疑で」の見出しが躍った。われながら冴えている。(自慢話で恐縮だが) まだ嗅覚は衰えていない。先週末の報道を見ていると、週明けに検察が強制捜査に動く気配が濃厚に漂っていた。特にNHKの7時のニュース。NHKの7時のニュースというのは他のニュース番組とは違う。民放のようにだらだらと(視聴率以外は何も考えずに)ニュースを流しているわけではない。国民に対する国からの告知とか予告とか啓蒙とか教育の意味と機能を持っている。悪く言えば意図的で操作的。日本国の行政や司法が次に何をやるかを示している。彼らはNHKの7時のニュースにフォーカスしていて、大事な情報は周到にタイミングを測ってそこで必ず出す。

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by thessalonike4 | 2007-11-27 23:30 | 防衛省疑獄事件
次の喚問は宮崎元伸の召還を - 久間章生と秋山直紀の癒着
b0087409_13334585.jpg昨日(10/29)の守屋証人喚問に関して、一部のマスコミも含めて、特に大きな成果はなかったとする評があるが、それは事実認識として必ずしも正確ではない。成果はそれなりにあった。便宜供与の件について、守屋武昌は全面否定の答弁を崩さなかったが、それでも三点ほど小さな収穫は残った。第一に、CXエンジンをGE社製に決定した03年8月の装備審査会議の議長を務めていた事実を認めさせたこと。第二に、昨年12月にGE社の幹部と事務次官室で面会したとき、その場に、山田洋行を退社して日本ミライズ社を設立した宮崎元伸を同席させていた事実を認めさせたこと。第三に、山田洋行が1億円を超える水増し請求をした際に、それを不問に付す決定に関与した疑惑の言質を引き出したことである。この答弁を引き出したのは民主党の川内博史で、水増し請求に関しては事前に別の元防衛庁職員からの証言の裏を取っているように見えた。

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by thessalonike4 | 2007-10-30 23:30 | 防衛省疑獄事件
防衛省疑惑と辺野古基地利権 - 小池百合子を証人喚問せよ
b0087409_18424518.jpg10/29の証人喚問を控えて、防衛省疑惑事件も徐々に佳境を迎えつつある。朝日新聞もようやく社会面に記事が出るようになり、10/27(土)の朝刊では、やっと「(東京地検が)元専務を立件へ」の見出しが打たれた。容疑は山田洋行の宮崎元伸が米国の子会社から1億円を不正に引き出した業務上横領。これまで新聞紙面に出たものだけを拾っても、本丸である贈賄の前に特別背任やら業務上横領やら不正会計やらがあって、宮崎元伸は起訴されるときにいくつ公訴事実と罪名を並べられるかわからない。まさに防衛疑惑の総合商社。そして同じ朝日新聞の社会面には、いよいよ真打ち登場と言うか、「元専務、久間元防衛相と会食」の小見出しも踊った。同日夜のNHKの7時のニュースでは、記者が久間章生を取材して「(宮崎元伸との)会食は大臣規範違反ではないか」と直撃質問する映像が放送された。この前日の10/25(金)から、スポーツ紙を含むマスコミが一斉に久間章生の疑惑報道を解禁した。

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by thessalonike4 | 2007-10-28 23:30 | 防衛省疑獄事件
「何となく軽い支持」の勝利 - 防衛省疑惑の入り口で少し道草
b0087409_16524813.jpg一昨夜、田中康夫代表から電話があり、初めて直接に声を聞く機会を得た。テレビで聞く声と同じだったが、しっかり落ち着いた響きがあり、発する言葉の輪郭が明瞭で、重量感があり、聞き取りやすく、それが非常に印象的だった。途中からやはり早口になり、単位時間あたりの情報量は多くなったが、それでも話が逸れたり曖昧にはならない。考えてみれば、現職の国会議員と直接に会話したのは、これが最初の体験だ。国会議員の候補者とは何十回も何十時間も飽きずに議論したことがあるけれど (笑) 。 確かに、私は有名人の公党党首からメールや電話をもらって舞い上がっているのかも知れない。そうではないとは言わない。だが、田中康夫は単なる有名人やテレビタレントではなくて、私が「華麗なる内閣」で経済産業大臣と国土交通大臣に指名した政治的実力者である。

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by thessalonike4 | 2007-10-26 23:30 | 防衛省疑獄事件
田中康夫代表からの激励メール - 防衛省不正疑惑を追及せよ
b0087409_16425353.jpg昨日、新党日本の田中康夫代表からメールが届き、防衛省の不正疑惑追及の記事について激励と助言を頂戴した。代表は以前からブログをご覧になられていると言う。これは私にとっては大きなニュースで、感動と緊張の両方が錯綜して、公開の記事の中でどう気持ちを表現すればよいのか戸惑う。メールをもらった事実を書くべきかどうか少し躊躇ったが、私の中ではこれは慶事であるから、素直に喜んで公表することにした。何と言っても彼のメディア批評は昔から抜群のセンスがあり、多忙な中で彼が関心を持って読んだり見たりしている情報(コンテンツ)は見逃せないものが多く、それに対する批評には立ち止まって目を通さざるを得ない。簡単に無視できない。先日の『フラガール』もそうだった。田中康夫のメッセージは常に気になる。中身も表現も気になる。そういう批評家は今の日本では少ない。

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by thessalonike4 | 2007-10-23 23:30 | 防衛省疑獄事件
朝日新聞1面とNHK7時のニュースを埋め続ける守屋疑惑報道
b0087409_20464615.jpg守屋前次官の疑惑問題について先週末の報道の流れを整理すると、朝日新聞は10/19 (金)から10/21(日)まで三日連続一面トップで守屋問題を報じてきた。皮切りの10/19は接待ゴルフ疑惑、10/20は日本ミライズの資金繰り援助の口利き疑惑と寿司屋写真、10/21は図解入りでのCXエンジン調達に関わる日本ミライズへの随意契約指示疑惑。本日(10/22)の朝刊もトップではないが、娘の米国留学に宮崎元伸が推薦状を書いた問題の記事が一面下に大きく載っている。一方、NHKの7時のニュースでは、金曜日にトップニュースでゴルフ接待と飲食供与の疑惑が大きく報じられた後、土曜日はトップから二番目の扱いでCXエンジン調達をめぐる問題の構図が朝日新聞と同じく図解表示で説明され、昨夜の日曜日は守屋武昌を自宅前で直撃取材して撮ったインタビュー映像が放送された。

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by thessalonike4 | 2007-10-22 23:30 | 防衛省疑獄事件
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