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カテゴリ:大連立協議と小沢辞任( 14 )
教祖を信じよ、リベラル派なら - 小沢一郎のインタビュー記事
b0087409_13421184.jpg今朝(11/16)の朝日新聞に小沢一郎のインタビュー記事が載っていた。ご覧になられた方も多いと思うが、「政治判断、今でも正しい」という見出しが打たれている。インタビューの中から具体的に言葉を抜き出すと、「一連の経過の総括と今後の政権戦略は」と記者が質問したのに対して、小沢一郎は、「政治判断は今でも正しいと思っている。選挙で勝てる最大の方策だ。だが、みんながそれを望まないというんだから、その方法は捨てる以外ない。残念だけど」と答えている。大連立協議は誤りだったとか、国民に対する裏切り行為だったなどという言葉は一言も出ていない。反省や後悔の心境は露ほども見せていない。大連立が失敗に終わったことを「残念だ」と言っている。小沢一郎の頭の中では大連立は今でも正しい政治判断であり、それに賛同しなかった役員会の連中の方が政治に無知で未熟だという認識なのである。

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by thessalonike4 | 2007-11-16 23:30 | 大連立協議と小沢辞任
われわれは何をなすべきか - 想像力と設計図 - 質問への回答
b0087409_14534337.jpg数日前に、それでは私たちはどのような投票行動を起こせばよいのかという質問があった。その質問に答えたい。まず、今は選挙の一週間前でも二週間前の時点でもないということである。その前提が大事だ。慎重居士の福田首相は議席を減らす可能性のある博打は簡単には打って来ない。解散するときは、確実に自民党の勝利を確保できて、さらに参院の与野党逆転を解消できる戦略的展望を掴んだときに初めて賽子を振る。福田首相は小泉純一郎とは違う。タイマンを張る侠客政治ではなく、話し合いで巧妙に着実に戦略の歩を進める。新テロ特措法は、福田首相は半ば諦めている気配があり、成立させるときは必ず民主党と協議修正した上で共同提出に持ち込もうとするだろう。少なくとも、この法案と心中して、下野のリスクのある解散のギャンブルを選ぶとは思えない。福田首相の新テロ特措法は小泉前首相の郵政民営化と同じではない。

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by thessalonike4 | 2007-11-15 23:30 | 大連立協議と小沢辞任
イデオロギー恐怖症を超えて - 自民党に勝利した経験から
b0087409_14323528.jpg小沢一郎が代表から離れて菅直人が代表になれば、民主党全体が左に傾いて選挙で農村の保守票が取れなくなるという危惧や懸念は、私から見るとあまりにイデオロギー神経過敏症の政治認識であり、イデオロギー恐怖症の態度に過ぎるように思われる。そこまでシンボルのイデオロギー性を重視するなら、投票行動におけるイデオロギーの介在を決定的な要素と見て対応を考えるのなら、左色の菅直人ではなくて無色透明の岡田克也を代表に据えればよかろう。岡田克也は04年の参院選を党首として戦って、小泉自民党に勝利した選挙実績を持っている。さらに言えば、左色だからと敬遠される菅直人は、03年の衆院選で党首として小泉自民党と戦い、比例の得票と議席で自民党を凌駕した実績を持っている。このときは全国の無党派層が菅民主党に流れた。選挙におけるイデオロギーの影響は年を追うごとに小さくなっていて、それが勝敗を分ける決定的な要素だとは現在では言えない。

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by thessalonike4 | 2007-11-14 23:30 | 大連立協議と小沢辞任
小沢一郎の政治実績とイデオロギー表象 - 観念倒錯の由来
b0087409_14312762.jpg民主党の代表がなぜ小沢一郎でなければいけないのか、なぜ他の政治家では駄目なのか。いわゆる小沢信者の中には、政治のイロハを全く理解できてないプリミティブなレベルの人間が多いけれど、そうではなくて、これまでの日本政治の経験や現実の状況を配慮し熟考した上で、敢えて小沢一郎以外に民主党の代表として期待を託せる人物はいないと考えている者もいるだろう。その動機の中身や判断の根拠は何だろうか。その一つの解として挙げられるのが、イデオロギーのバランスの問題ではないかと私には思われる。具体的に言えば、代表の小沢一郎が失態を演じて辞表を出したのだから、当然、代表代行である菅直人が党首の職を引き継ぎ、国会閉幕後に代表選をやればよいはずである。そもそも代表代行とはそういうポストだし、菅直人は昨年の代表選にも立候補して小沢一郎と党首の座を争った党内No.2の実力者である。

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by thessalonike4 | 2007-11-13 23:30 | 大連立協議と小沢辞任
二項対立の選択脅迫と既成事実への屈服 - 現実主義の陥穽
b0087409_12521847.jpg昨日(11/11)の朝日新聞(4面オピニオン)に姜尚中と山口二郎の対談記事が載っていた。姜尚中は「大連立はある種の詐欺だ」と小沢一郎を批判し、山口二郎も「小沢さんのもとで総選挙を戦おうとしても、党内は疑心暗鬼だろうし、プッツンする人が次の首相候補と言われても国民も困ると思う。この体制で政権交代を起こすのは難しいだろう」と言っている。一方、ネットの中には相変わらずファナティックな小沢一神教の信者がいて、小沢一郎を擁護する政治宣伝の連呼を鳴り止めようとしない。彼らが繰り出す脅し文句の一つは、これは野党と野党支持者を分裂させようとする自民党の策略であり、したがって小沢一郎を批判することは反自民勢力を分断させようとする自民党の謀略に乗せられることにあり、自民党の策謀に嵌められたくなかったら小沢批判の口を慎めというものである。この台詞はどこかで聞いたような覚えがある。

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by thessalonike4 | 2007-11-12 23:30 | 大連立協議と小沢辞任
六本木慰労会の夜は更けて - 枢密院と闇将軍の小沢政治
b0087409_1321752.jpg大連立協議の真相は依然として藪の中だが、ネットの中では小沢信者による渡辺恒雄糾弾のボルテージが上がっている。彼らの主張では、連立協議を持ちかけた渡辺恒雄こそが諸悪の根源の悪魔であり、連立協議に応じた小沢一郎には何の罪も責任もないらしい。不思議な言い分だが、信者にはそれが真理で正論になる。小沢一郎は11/7の代表復帰会見で、記者から「仲介役は読売新聞の渡辺恒雄氏か」と訊かれたが、「具体的な名前は私の口からは言えない」と答えた。小沢一郎の口からは渡辺恒雄の名前は出ていない。なぜ小沢一郎は渡辺恒雄だと言わなかったのか、その理由を考えようとする人間は一人もいない。小沢一郎は渡辺恒雄をかばっているのである。なぜかばうのか。かばう意味があるからだ。それは、次に会う機会があるからである。次があるから、今は互いに黙っているのだ。

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by thessalonike4 | 2007-11-10 23:30 | 大連立協議と小沢辞任
代表を替える以外に民主党の信頼回復と政権交代の道はない
b0087409_12242667.jpg今回の連立騒動で「民主党の結束が固まった」とか、「党内が引き締められた」などと言う声がいまだに一部にある。何を根拠にそのような見方が出て来るのだろう。報道の取材を受けていた民主党の若手議員たちは、みな例外なく苦渋の表情を浮かべていた。党を動揺させる動きをしてはいけないから組織の決定には従う。しかし今回の小沢代表と民主党の動きは国民に対して説明のしようがない。所属議員の立場と国民代表の立場、その二つの立場の葛藤の中で困惑している様子がよく見えた。彼らは週末は地元に帰って支援者の前で説明をしなくてはいけない。民主党への支持を訴えなくてはいけない。その席で地元民たちの声を聞き、質問に答えなくてはいけない。きっと、「代表を替えないと選挙を戦えないよ」と言われるだろう。彼らは立往生して、弁解にならない弁解を言うしかないだろう。気の毒だ。

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by thessalonike4 | 2007-11-09 23:30 | 大連立協議と小沢辞任
政策協議から政策連立への裏道 - ボジョレー・ヌーボーの政治
b0087409_1351932.jpg今日の朝日(11/8)の社説には、「党首が示した大戦略が党内の総スカンを食って否定され、自ら辞めると宣言したのだから、本来なら新たに代表を選び直して再出発するのが筋だったろう。だが、民主党は党の総意で小沢氏を引き留めた。この党を支持してきた有権者の落胆は大きいと覚悟すべきだ」 とある。この警句は、何日か後に世論調査結果となって証明されることになるだろう。「今回の小沢代表の連立協議をめぐる辞任劇と再登板をどう評価しますか」という質問への回答が出る。そして民主党への支持率も出る。民主党に厳しい結果が出るに違いない。その結果は、昨日の両院議員総会で仙谷由人が放った小沢一郎批判の声を党内で勢いづけ、小沢執行部の求心力をさらに低下させ、国民の小沢民主党への期待を萎靡させてゆくことになるだろう。内部の亀裂と動揺が大きくなり、昨年4月からそれなりに纏まっていた党の結束体制が崩れる。機に乗じて動くのは、まず前原誠司。                   

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by thessalonike4 | 2007-11-08 23:30 | 大連立協議と小沢辞任
小沢一郎のビヘイビア・モデル - 左右信者のカルトと倒錯
b0087409_1540256.jpg酷暑の選挙戦のさなか、投票日まで一週間を切った頃、街頭で長妻昭が演説するのを聴く機会があった。小柄で細身、顔が小さく、テレビで見るのと全く同じジェントルマンの風貌。テレビと同じということは、菅直人や小泉純一郎のように街頭演説を派手に盛り上げる演出弁論はなくて、年金問題をコツコツと丁寧に正確に聴衆に訴える地味な演説だった。生真面目で誠実な性格の印象が際立った。「私も議員になる前はサラリーマンをしてまして、毎日、満員電車で通勤していました」と言っていた。今やっと調べてみたら、何と 「日本電気株式会社入社、汎用コンピューターの営業」とある。意外。不覚。立派。 これは全然知らなかった。田町へ通っていたのか。ACOSの営業..!!。そして「日経BPに途中入社」とある。本当に普通のサラリーマンだ。素晴らしい。その後、どういう経緯があって国会議員になったのだろう。

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by thessalonike4 | 2007-11-07 23:30 | 大連立協議と小沢辞任
民主党は小沢一郎への慰留をやめよ - 新代表は長妻昭に
b0087409_1524268.jpg私たちは民主党の議員でも党員でも支援者でもない。民主党の関係者であれば、例えば、次の選挙で民主党議員になる立場の人間であれば、現在の民主党の執行部や役員会の方針を支持し、その方向で世論を説得しようとするだろう。小沢一郎慰留の正当性を言い、小沢一郎が党代表でなければ次の衆院選で勝てないと訴え、小沢一郎の錯誤と失態を、本人ではなく誰かのせいにして、懸命に弁護するだろう。昨夜の山岡賢次のように、見苦しい詭弁を駆使して、公衆に向かって小沢一郎擁護の論陣を張るだろう。立場としてそれが当然だ。だけれども、私たちは民主党とは何の関係もない市民である。民主党とは何の利害も縁由もないはずの人間たちが、山岡賢次と同じかそれ以上に荒唐無稽で根拠不明な陰謀論の類を並べたて、小沢一郎の代理人になって口角泡を飛ばしているのは何故だろうか。

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by thessalonike4 | 2007-11-06 23:30 | 大連立協議と小沢辞任
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