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by thessalonike4
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カテゴリ:韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致( 22 )
盧武鉉政権の無策について - 左派政権の経済政策と国際環境
b0087409_11562789.jpg人生がいつもすれ違いの繰り返しであるように、世界政治の流れも跛行型と言うか、めぐりあわせの悪さがある。米国ではこれから民主党政権が誕生して、対テロ戦争の終焉と中産層再建の社会政策が始まろうとしていて、米国を後追いする日本も同じ流れへと向かうはずなのに、韓国では左派政権が倒れて保守政権が誕生した。貧しい家庭に育ち、苦学しながら弁護士になり、常に弱者の権利のために体を張って闘い、民主化運動の先頭に立ってきた盧武鉉という男が私は大好きで、彼が大統領になったときは心から歓んだ。五年前のことを思い出す。あのときの大統領選は感動的だった。米軍の戦車に女子高生が轢き殺され、その怒りが爆発して韓国全土で反米ナショナリズムが燃え盛り、その反米運動の昂まりの中で、無名の盧武鉉が彗星の如く登場して大統領に当選した。民衆が星条旗を破り裂く仮想図を上空からの映像で演出するデモは印象的で、それは実に見事だった。

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by thessalonike4 | 2007-12-20 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
小沢一郎は平壌を電撃訪問せよ - 虎穴に入らずんば虎児を得ず
b0087409_854571.jpg唐家旋と会談した金正日が「再度の核実験はしない」と発言したと報道された問題について、その真偽が取沙汰されている。私の見方からすれば、北朝鮮は核実験をやりたくても未開発だからできないのである。次回、同じ「核実験」をやっても、前回と同じく爆発規模は小規模で、実験を証明する映像も出せず、大気中に十分な放射能を出すこともできないだろう。現時点で北朝鮮の「核実験」は偽装であり、米国を挑発するチキンレースの政治カードに過ぎない。北朝鮮情勢の関心は中朝国境に集中され、中国がエネルギー供給のパイプを閉めて北朝鮮を兵糧攻めにし、金正日に体制崩壊か六者協議復帰か二者択一を迫る構図となっている。前も指摘したが、胡錦濤は金正日に対してよい感情を持っていない。胡錦濤が中国共産党の最高実力者なのかどうか、私は少し疑って見ているが、胡錦濤が金正日を見離しているのは間違いないと思われる。胡錦濤個人の思惑としては、北朝鮮の憂鬱と懸念から解放されて北京五輪を迎えたいだろう。

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by thessalonike4 | 2006-10-24 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
核実験を偽装と推定する三つの判断根拠 - 「臨検」と「船舶検査」
b0087409_16452877.jpg北朝鮮の核実験が偽装ではないかと私が推測した根拠は三つある。第一はAP通信の報道で、米国時間10/13pmの最初の記事では、採取した「大気のサンプルには放射能はなかった」という米政府の intelligence official のが報じられていた。ところがその報道が、数時間後には「放射能検出」に変わるのである。情報元は同じ intelligence official 。日本にニュースが伝わったとき(10/14am)は、後のCNNの記事だけが紹介され、前の記事の方は無視された。実は大気中の放射性物質の検査測定は韓国でもやっていて、「異常な放射能値は検出せず」の韓国の結果が、10/12amの時点で米国で報道されている。普通に考えて、この一連の報道の矛盾と混乱は怪しむに足りるもので、米政府と日本政府、さらに日本の報道機関による意図的な情報操作の疑いを抱かせる。第二に、その問題と密接に関連するが、朝鮮中央テレビが10/9に「地下核実験成功」を伝えたときの発表内容の微妙な言い回しである。

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by thessalonike4 | 2006-10-15 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
戦争が始まる - 「臨検」をめぐる金正日の戦略と辺真一の洞察
b0087409_12252065.jpg戦争になる可能性がかなり高い。この情勢を解説している論者の中で、辺真一の議論が私には最も説得力があるように感じられるが、辺真一の分析に従って金正日の戦略を読み解くと、核実験を起こしたのは単なる示威ではなく、この秋に戦争を勃発させるためということになる。私は、核実験の目的は北朝鮮の核クラブ入りであり、核保有国の軍事力を誇示して米国に二国間協議を迫りつつ、経済制裁を耐え凌ぎ、そしてインドやパキスタンの前例を睨んで、二年後の米大統領選で政権が変わるのを待機するという戦略なのだろうと考えていた。昨日までは状況をそう認識していたが、辺真一の話を聞きながら、真実はもっと厳しく切迫したところにあるように思えてきた。金正日は戦争を仕掛けている。狭義の外交の段階は終わった。核実験は瀬戸際外交の最後のカードなのだ。いわゆる「瀬戸際外交」という範疇において核実験の次のカードは無いのである。そう考えると金正日の計略が看取できる。

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by thessalonike4 | 2006-10-13 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
1941年の対日石油禁輸措置 - 米国は二国間協議を決断せよ
b0087409_14364540.jpg政府が発表した追加経済制裁の内容は、①北朝鮮籍船舶の入港禁止、②北朝鮮からの輸入全面禁止、③北朝鮮籍を有する者の入国原則禁止の三点。新聞もテレビも論評していないが、これほど重大な制裁措置を日本が他国に対して発動するのは初めてで、これまで経験のなかった事態である。想起するのは太平洋戦争前の米国による日本に対する石油禁輸で、41年7月に日本軍による仏印進駐に対して米国が対日資産の凍結と石油輸出の全面禁止を決定した。石油の8割を米国から輸入していた日本は資源確保のために蘭印占領を計画、真珠湾とシンガポールの奇襲攻撃に踏み切る。松茸やアサリの外貨収入が、当時の日本の米国からの石油輸入と同等と考えるのは大袈裟だが、歴史を振り返ってみれば、当時の日本は米英中蘭による経済制裁の圧力に対して、中国からの撤兵という「国際社会からの要求」を受け入れることなく、そのまま孤立と破滅の路線を暴走して行った。明らかに自滅の道だけれど、当時の軍と政府は(主観的には)生き残りのために戦略的に動いていた。

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by thessalonike4 | 2006-10-12 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
米国による北朝鮮船舶の海上臨検 - 集団的自衛権の合憲化
b0087409_1151915.jpg今年は後半になって憂鬱な出来事が次々と続く。7月4日の北朝鮮のミサイル発射もそうだったし、8月15日の小泉首相の靖国参拝もそうだったが、今度の北朝鮮の核実験は深刻さの度合いが一段と大きく、何か歴史がまた一つ新しい段階に移行した感じがする。5年前の9月11日のときに感じたほどではないけれど、環境が大きく変わり、これまでの前提がリセットされ、新しい現実の前にホールドアップを余儀なくされる感覚が強い。最後のカードが切られた。葉千栄によれば、これから中国は北朝鮮との関係を一気に冷却化させ、軍事同盟である中朝友好条約も事実上無効状態になると言う。恐らくそうなるだろう。が、しかし、そうなる前に、中国には北朝鮮の核実験を何としても阻止して欲しかった。なぜなら、北朝鮮の核武装によって最も影響を受けて変わるのは日本なのであり、そのまま日本の憲法改正と核武装に直結して行くのだから。

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by thessalonike4 | 2006-10-10 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
朝鮮総連への免税廃止制裁 - ユダヤ人化する在日朝鮮人権利
b0087409_16505995.jpg関連するニュースで、横浜市の中田市長が、朝鮮総連の関連施設に行ってきた固定資産税と都市計画税の減免措置を取りやめた発表が7/12にあった。この横浜市の決定はミサイル発射直後に総務省が出した通知に素早く応えたもので、総務省は7/6に朝鮮総連への固定資産税を適正に課税するよう全国の関係自治体に求めている。時期的には万景峰号の入港禁止措置発表と同時期で、予め準備していた制裁措置の発動である。総務省は全国139の関係自治体に通知を出していて、このうちすでに10自治体が横浜市と同様に減免措置を見直す方針を固めている。中田市長は見直し理由を、「朝鮮総連はその言動や裁判の判決などから北朝鮮という国家と一体の組織。ミサイル発射という友好関係を踏みにじる行為があり、減免を取りやめるのは正当な措置。国全体の中での経済制裁の一つにあたる」と述べている。秋田市では、減免措置廃止の撤回を求めた朝鮮総連の不服申し立てを棄却した。

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by thessalonike4 | 2006-07-19 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
レイシズム論議の浮薄 - 嫌がらせの常態化と左翼の自己欺瞞
b0087409_18272889.jpg恐れていたことが現実に起きていて、全国で朝鮮学校生徒への嫌がらせや暴力が頻発している。7/14の朝日新聞の記事では、ミサイル発射があった7/5から7/13までに暴行や脅迫の事件が112件あったという在日本朝鮮人教職員同盟の発表が紹介されている。同じ朝日新聞が7/12に紹介した記事では、在日本朝鮮人人権協会が嫌がらせ事件が全国で60件発生と報告していて、日を追って事態が沈静化しているわけではない様子が窺える。愛知県豊明市では、愛知朝鮮中高級学校に通う中学2年の男子生徒が男に路上で罵声を浴びせられながら顔を殴られて二週間のけがをしている。大阪市生野区では生野朝鮮初級学校1年の男児が、同じく路上で暴行を受けている。この関係のニュースはまだNHKでは報道されていない。今は久米宏のような報道者がおらず、その点でも心配になるが、ネットの右翼匿名掲示板がこのニュースにどのように反応しているか以下に紹介してみる。

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by thessalonike4 | 2006-07-18 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
敵基地攻撃論の報道と世論 - 田岡俊次と小川和久の安心理論
b0087409_14342247.jpg私の予想どおりの結果となって制裁決議案は取り下げられた。安倍晋三と麻生太郎の無能な強硬外交の失敗である。安倍晋三はずるくて、制裁決議案の撤回と非難決議案への譲歩を13日夜に外務省幹部の発言としてマスコミに流させた。失敗の責任は安倍晋三にあるのだから、安倍晋三が前に出て不始末を国民に報告しなければいけないのではないのか。外務省に責任を押しつけて、自分は後ろへ隠れて、やっている事は金正日と同じだ。姑息。右翼匿名掲示板では、早速、安倍親衛隊の右翼が外務省攻撃の気炎を上げている。日本外交に恥をかかせたのは安倍晋三だろう。右翼は安倍晋三を批判せよ。日本が早めに妥協に動いたのは、外交敗北の傷口をこれ以上広げなくするためだ。決議案の討議と採択の日程をサミット後まで延ばせば、中国と韓国に巻き返されて安保理内の票を切り崩され、非難決議案の採決さえおぼつかなくなったからである。サミットを越せば制裁決議案は店晒しになっただろう。

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by thessalonike4 | 2006-07-14 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
ヒルのメッセージ - 中国は努力している、時間的拘束は加えない
b0087409_1115997.jpg昨夜のニュースも主役はヒルで、世界の視線が北京のヒルに集中している。昨日のプレスインタビューも素晴らしかった。あれは場所はホテルのロビーだと思うが、メッセージもよかったし、雰囲気も最高によかった。いい仕事をしている。ヒルは本当は7/12には米国に帰国の予定だったが、米朝協議をトラックして中国が北朝鮮への説得を怠慢しないように釘を刺すために、ボスのライスがヒルを再度北京に送り込んだ。仕事をさせるボス、仕事をよくする部下、ハードワークの米国がよく出ている。これが新自由主義のカルチャーだ。私は前の記事で、新自由主義にもクールでスマートなところがあって、学ぶべきところが多くあると書いたけれど、こういう場面に接するとその感慨を新たにする。最近の日本人はこういう具合に仕事をしない。すぐに怠けて遊ぶし、上司は部下に甘い。ヒルを北朝鮮担当に抜擢したのはライス自身だろうが、その人事が成功している。有能な人間が有能な人間を選んでいる。

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by thessalonike4 | 2006-07-13 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
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