本と映画と政治の批評
by thessalonike4
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カテゴリ:韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致( 22 )
「外交には時間と忍耐が必要」 - 北朝鮮と日本の戦争ロードマップ
b0087409_14113038.jpg「一回や二回の訪問で簡単に問題が解決されるわけではない。外交には時間と忍耐、そして各国の努力が必要だ」。この姜瑜報道官の発言を映したNHKのカットがよく、そして言葉もよかった。才気あふれる新しい人材の登場を見るのは楽しい。ブログは姜瑜を応援する。この北朝鮮ミサイル問題の報道に釘づけになるのは、それが日本の運命を決める重大な政治問題であるからという理由もあるが、それに加えて、この外交ドラマのキャストが充実していて、そして正義と悪の戦いという構図がクリアで、悪に追い詰められていた正義が劣勢を挽回して反撃する場面に入ったからである。まさに心を躍らせる勧善懲悪のドラマ。悪の敵役はボルトンと安倍晋三と麻生太郎と額賀福志郎、正義の英雄はヒルとライスと姜瑜と王光亜。いつか偉くなって、ヒルとライスと姜瑜と四人でテーブルを囲んで食事をしてみたいものだ。至福の時間になるだろう。姜瑜は42歳、ライスは52歳、ヒルは何歳だろう。

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by thessalonike4 | 2006-07-12 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
朝鮮日報は自己批判せよ - プーチンは盧武鉉を聖彼都に呼べ
b0087409_22183268.jpg大方の予想どおり、安保理採決が延期されて平壌での中朝交渉に焦点が集まる結果となった。ライスは北朝鮮が六カ国協議に復帰するのを期待すると言っていて、やはりヒルを中韓に派遣した目的は北朝鮮の六カ国協議復帰にあったことが裏付けられた。米国は六カ国協議枠内での米朝対話の了承まで譲歩していて、この譲歩の意味はマカオのバンコ・デルタ・アジアの口座凍結解除以外に考えられない。金融制裁を解除するから六カ国協議に復帰しろと要求しているのだ。日本は強硬論で固まっているが、米国は二枚腰で、今度の安保理決議でも早々と中露の意向を斟酌して採決延期に応じたし、最初から制裁決議案の採択は想定していなかった気配がある。米国も米朝戦争は考えていない。ブッシュ政権は例の核開発疑惑があった四年前に戦争のシミュレーションをした形跡があるが、その検討結果がよくなかったのだろう。米国にとって北朝鮮との戦争は割が合わない。リスクのみ多い。

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by thessalonike4 | 2006-07-11 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
中韓は結束して決議案を阻止せよ - 盧武鉉と胡錦濤はNYへ飛べ
b0087409_22101450.jpg葉千栄がテレビで言っていたことで、すっかり見落としていたが、ヒル次官補が六カ国協議の非公式会合開催を支持して、さらに非公式会合の枠内での北朝鮮との直接対話に応じる旨の発言をしていた。これが何でニュースなのか私は分からなかったが、葉千栄の解説によれば、この提案はミサイル発射前に中国から米国に打診していたもので、ブッシュ政権が一蹴していたものだという。ミサイル発射によって米国は逆に北朝鮮との対話の方に傾いたではないかと葉千栄は言っていた。なるほど、確かにそれは言えるかも知れない。中韓を訪問したヒルの動きを見ていると、北朝鮮を六カ国協議に引き戻すために懸命に中韓二国と策を練っているように見え、すなわちNY国連でのボルトンと大島賢三の動きとは全く逆の米国外交の印象を受ける。北朝鮮に対して最も強硬に見えた米国が、それまで突っ撥ねていた二国間対話を、ミサイル発射の後で応じる姿勢に変わっている。

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by thessalonike4 | 2006-07-10 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
日本のレジームチェンジと北朝鮮のレジームチェンジ - 危機の中国外交
b0087409_15411754.jpg明日(7/10)の国連安保理での北朝鮮制裁決議案の採決に注目が集まっている。焦点は中国が拒否権を行使するかどうか。7/7の非公式協議では中露を除く13か国が決議案への原則支持を表明、7/15から開催されるサミットで初の議長国となるロシアが棄権に回る公算が大きくなり、中国が窮地に追い詰められた格好になっている。報道されているとおり、素早い日米の動きだった。決議案を提出した米日英仏四か国は中国に時間の猶予を与え、7/10の武大偉の平壌訪問で成果が出せるかどうかを見て採決に踏み切る構えでいる。観測では、武大偉の訪朝で北朝鮮が六カ国協議への復帰に応じれば、その時点で決議案の帰趨も変化があると言われている。中露が要求していた議長声明のところまでは落ちなくても、制裁を伴わない非難決議案のところで妥協するのではないか。制裁決議案と非難決議案では中身が異なる。日本政府はこの二つの間で最初は動揺があった。

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by thessalonike4 | 2006-07-09 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
謀略の解読 - 金正日をミサイル発射に導いたのは黄長嘩の仕掛
b0087409_22522657.jpgミサイル発射事件について北朝鮮の政情や背景がテレビで解説されている。画面に出てくるのは北朝鮮オールスターズの面々で、鬱陶しい顔だが、見慣れて何も感じなくなった顔でもある。四年前はかなり激しい抗原抗体反応があったが、私の中でも免疫ができて、彼らの話に昔のような憤激を感じることが少なくなった。伊豆見元は番組のキャスターに事件の解説を求められるたびに、「分かりませんね」と無愛想な返事を繰り返している。これでは報道番組のコンテンツが埋まらず、解説者として職務怠慢で、視聴者もストレスが溜まってしまう。伊豆見元は表情に性格の傲慢さが透けて見え、静岡県立大学では結構な重鎮のポジションなのだろう。大学の中でいかに威張っているかが窺い取れる。静岡県立大学(国際関係学部)はここ数年よく健闘していて、地位(偏差値ランキング)が上がっている。地位向上に貢献した功労者の一人が伊豆見元だということなのだろうか。

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by thessalonike4 | 2006-07-07 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
July 4th を囃す独裁者の弾道花火 - ミサイル乱射の狂気と倒錯
b0087409_1128162.jpg昨夜はよく眠れなかった。よく眠れなかったのは昨年の9月11日の夜以来のことだが、少し感覚が異なる。去年の衆院選投票日の夜は頭がやたら興奮して、床の中で様々な言葉が浮かんできて、そして政治学の概念や表象や着想が頭の中を猛スピードで駈け回って、自問自答を次から次に繰り返して、日本の政治の今後を思い窮めて眠れなかった。昨夜はそうではなく、ただ意識が重く、精神がくたびれて、塞がれて、憂鬱な気分だけで重々しく一夜を過ごした。そういう経験が五年前に一度あって、それは米国で同時多発テロが起きた9月11日の夜である。今日が転換点だ。これから間違いなく世界が変わる。日本も変わる。自分も変わる。それは悪くなることで、社会環境が悪くなることで、自分の身辺に不幸と厄災の影が忍び寄ることだ。きっとそうなるだろうと直感した。蒸し暑い夜だった。あのときと同じ気分。そして今度の不幸の予感はもっと切実で濃厚だ。

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by thessalonike4 | 2006-07-06 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
北朝鮮ミサイル発射の政治 - すべての風は安倍晋三のために
b0087409_149920.jpgテポドン2発射について、私は「朝鮮戦争開戦記念日」の6月25日に発射されるだろうと二週間前に予測したのだが、不幸なことに、十日遅れで予想が的中してしまった。辺真一は水面下での米朝二国間交渉が決裂した結果だと解説している。本当に決裂したのかどうかは不明だが、米国の独立記念日とスペースシャトル打ち上げにタイミングを合わせた米国向けのデモンストレーションであったことは間違いない。デモンストレーションだったが、実際には発射実験に失敗した。データ収集を目論んでいた国防総省は失望しているだろう。私の見たところでは、米国は国連安保理で北朝鮮に対して制裁を含めた非難決議を上げるところまで持って行くとは思わない。今回のミサイル発射実験も外交交渉の一部として受け止めて、北朝鮮が次のカード(核実験)を切ってくるのを待つだろう。前の記事でも書いたとおり、北朝鮮は米国にとって使える裏のパートナーなのであり、東アジアに冷戦構造を作って日本を軍事大国化させ、核武装させて中国を封じ込めるための道具である。

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by thessalonike4 | 2006-07-05 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
ロザンナとキムヘギョン - 愛は傷つきやすく、人の運命は残酷に
b0087409_1413927.jpg一年に一度くらい、ヒデとロザンナの「愛は傷つきやすく」を無性に聴きたくなるときがある。そういう人間が他にもいて、市場の需要を形成しているようで、ありがたいことにネットからダウンロードできるようになっている。この曲はバラードとして完成度の高い名曲だが、特に成功しているのは歌詞の冒頭の「自由にあなたを愛して愛して私はこんなに傷ついた」の言葉運びだろう。「自由に愛する」ことの意味がよく伝わってくる旋律と響き。「自由に愛する」ことの代償や痛みも経験し、それでもなお「自由に愛する」ことへの憧れや欲望を捨てきれない男女が、この曲のメッセージの確認を希求して耳を傾ける。和語で構成する日本の愛の歌の中に「自由」という漢字の熟語は使いにくいものだが、それがテーマも含めてこれだけ見事にワーディングに成功している例は他にない。36年前の曲とは思えない普遍性がある。作詞は橋本淳、作曲は中村泰士。オリコンチャート1位を記録。

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by thessalonike4 | 2006-07-01 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
金英男の会見 - 韓国三大紙の日本右翼との結託は亡国の道
b0087409_12253925.jpg金剛山で行われた金英男の会見は印象として実に不誠実で、日本国民の憤激を買うものだった。横田めぐみ自殺に関わる深刻な一件を話すときも、不真面目に唇から舌先を出したり、薄笑いを浮かべるような表情が時折見え、横田めぐみに対する夫としての思いやりが感じられず、この男の人格を大いに訝らせるものだった。会見を聞いていた横田滋の怒りがよく伝わる。侮辱されたと感じるのが当然だ。金英男と横田めぐみの夫婦仲がおかしくなったのは金英男の女癖の悪さが原因だという説があるが、昨日の会見を見ると、その噂の信憑性が俄かに高まった感がする。一昨日に登場した時点から金英男の印象は悪かった。あの男が、あのような形で出て来るのなら、やはり横田夫妻は訪朝しない判断でよかったのかも知れない。言葉よりも表情が侮辱的だった。日本国民と横田夫妻に対して挑発的だった。それは計算の上で台本どおりにやったのだろうが、人情の機微が感じられず、見ていて不愉快だった。

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by thessalonike4 | 2006-06-30 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
横田早紀江の壮大な演出と謀略 - 週刊現代の横田めぐみ死亡説
b0087409_11425220.jpg韓国政府の(日本右翼の謀略に対する)カウンターポリティックスを見て、正直なところ安堵している。拉致問題で日本の政権と右翼に揺さぶりをかけられた韓国に、私は不安を感じていたからである。横田早紀江と安倍晋三は韓国分断工作が大失敗して臍を噛んでいることだろう。先月中旬、横田滋が訪韓し、韓国のマスコミを引き集めて日韓拉致被害者家族会の連携を訴え、韓国国内で拉致問題の関心を高めたと報道されたのを見ながら、「侵略というのはこうやって始めるのか」と鬱々と思ったが、韓国政府の機を逸しない絶妙の反撃で、私の気分のバランスも少し回復できた感じがする。拉致問題は多くの日本の国民にとっては食傷なのだ。飽きているはずだ。食傷なのだが、テレビがこれでもかこれでもかと国民の胃袋に拉致問題を突っ込み続ける。だから外見上日本で「拉致問題への関心が高い」現実が出来上がる。出来上がった「現実」に抗しきれず、客観的に否定する材料を持てず、認めざるを得ない。

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by thessalonike4 | 2006-06-29 23:30 | 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 拉致
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