本と映画と政治の批評
by thessalonike4
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カテゴリ:その他( 37 )
凱旋の夜に星野仙一が見せた指導者の器 - 祝 北京五輪出場
b0087409_12195166.jpg昨夜の「報道ステーション」に星野仙一が出演していた。成田からそのまま六本木のスタジオに直行したようだった。心身とも疲労困憊のはずなのに、生放送の番組では疲れた顔ひとつ見せずに、いつもの口調と表情で質問に答えていた。60歳。その元気さというか、体力に恐れ入った。韓国戦の死闘を振り返って、「何度も胃に穴が開くかと思った」と言っていたが、本当はどんなにか疲れていただろう。報道インタビューは成田ですでに終えている。それなのに、自宅に帰ることなく、深夜のテレビ局まで足を運んで、視聴者国民の前で再度の報告に及んでいる。星野仙一は立派だ。話の中身も感動的なものだった。部下を褒めて褒めて褒めまくる内容だった。主将の宮本慎也を褒め、四番の新井貴浩を褒め、裏方のスコアラーを褒めちぎって談話を埋めた。「宮本がいなかったら僕は今日ここに座ってなかったと思いますよ」。宮本慎也が、試合でミスをした選手をすぐに呼び、野手を集めて一緒に注意し、皆が意思統一して結束を固めた美談を披露した。

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by thessalonike4 | 2007-12-05 23:30 | その他
支配の政治としての「流行語大賞」 - 真の07年大賞は「KY」
b0087409_12115651.jpg今年の流行語大賞のニュースがあった。毎年、この時期になると、自由国民社の「流行語大賞」が発表され、恰も国民的な恒例行事のような扱いでテレビの報道番組で紹介される。昨夜もNHKの7時のニュースで時間をかけて放送された。このイベントを仕掛けているのは電通だという噂があり、私もそう思いながら見ているが、今年の選考にも納得がいかないし、この興行と演出に対して有害で不快な印象を拭えない。これは有毒な大衆操作のコンテンツであると同時に、悪質な歴史捏造のプロパガンダであると直観する。これは一つの政治である。日本の大衆がこの一年を回顧し記憶するときの擬似シンボルが公式設定されている。それは国民的で中立的な性格づけが巧妙な演出によって偽装されている。だが、本当に国民的でも中立的なものでもなく、狙いは国民を騙し欺くところにあり、真に意味のあるものではなく意味のないものを国民の記憶として刻印するための仕掛である。07年を東国原英夫の言葉で象徴的に記憶するのは間違っている。

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by thessalonike4 | 2007-12-04 23:30 | その他
紅白歌合戦で中森明菜と工藤静香とアンルイスを見させて
b0087409_13483281.jpgせっかくの紅白出場歌手発表のタイミングだったのに、亀田大毅と朝青龍の謝罪会見が邪魔をしてしまった。NHKにとっては残念な事態だろう。朝青龍はともかく、亀田一家の騒動がこれほど高い大衆の関心を集めるのは私にはよくわからない。それはテレビ局資本によって作り出された情報商品(コンテンツ)としての「関心」だが、その「関心」を作り出す側も、「関心」劇の主役で立ち回る不細工な役者たちも、「関心」に群がって涎を垂らしながらテレビを見ている大衆も、あまりにレベルが低くて、とても日本で起きている現実だと思えない。「亀田コンテンツ」のインダストリーとマーケットは、一昔前のフィリピンとか南米の国民の民度に適合するものである。30年前に比国や南米に行けば、「亀田コンテンツ」的な騒動に毎日熱狂しているレベルの低いプロレタリアな大衆がいた。そして日本人はそれを冷ややかな目で見ていた。どこまで墜ちれば気が済むのか。 

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by thessalonike4 | 2007-11-30 23:30 | その他
ブログが予想する2007年今年の漢字 - 油 姫 捩 辞 龍
b0087409_12271740.jpg年末ジャンボ宝くじが発売され、東京の街は一気に師走ムードの雑踏となった。これから一か月ほど気ぜわしい毎日が続く。朝の電車がやたらと混み、夜の電車は彼らを酔い客にしてさらに不快に混雑し、駅に向かうのが憂鬱に感じられる季節となる。米国ではサンクスギビングが開けてクリスマスまでのオフのシーズン。ニュースでは米国の年末商戦が好調なスタートを切ったと報じられている。サブプライム問題の影響でリセッションが予想されながら、それとは逆の「旺盛な個人消費」の動きが未だに続いている。その理由はわからないが、米国の消費者が財布の紐を締めれば、おそらくクレジットカード債権の信用収縮が本格化することになる。信用を拡大するためには消費をさせて、債権全体のエクスパンションを不断に続けないといけないのだ。クレジットカードを使わせて、商品を買わせるしかない。さて、本題に入って、今年の漢字は何になるだろう。

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by thessalonike4 | 2007-11-26 23:30 | その他
NHKドラマ「海峡」 - 岡崎栄演出、ジェームス三木脚本の傑作
b0087409_13475556.jpgNHKドラマ『海峡』がとてもよかった。全三回ではもったいない。せっかく岡崎栄が演出して日韓現代史を描いたドラマを作るのだから、『大地の子』に準ずる規模の、全十回ほどの大型の企画と構成にして欲しかった。物語のテーマは十分にそれだけの内容を制作できる深さと広がりを持っている。うがった見方だが、岡崎栄が構想するドラマのスケールがとても大きくて、その構想力にジェームス三木の脚本やNHKの制作方針が追いつかなかったのかも知れない。岡崎栄は本当にいい作品を作る。見る者を感動させてくれる。このドラマはジェームス三木と岡崎栄の合作であり、ドラマの中に二人の創作の要素がある。第一話の釜山港の別れのシーン、第二話の佐世保港の別れのシーン、バックにさだまさしの主題歌が流れて感動を盛り上げる名場面は、まさに岡崎栄の手法であり、カメラの撮り方やセットの設え方が『大地の子』を彷彿させる。

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by thessalonike4 | 2007-11-25 23:30 | その他
高知新聞は社説を - 県民集会、県議会決議、国会法務委質問
b0087409_13201877.jpg高知県の白バイ事故の冤罪事件について、高裁判決翌日の10/30にテレビ朝日が『スーパーモーニング』で大々的に報道し、また夕方の『Jチャンネル』でもフォローがあり、このニュースは全国津々浦々の人々に周知されるところとなった。テレビ朝日の報道は、瀬戸内海放送の検証報道の材料をパーツに使い、メッセージも瀬戸内海放送の冤罪告発のジャーナリズムをそのまま引き継いだものである。瀬戸内海放送のキー局がテレビ朝日で、大昔の話になるが、私はこの瀬戸内海放送のチャンネルで、キャンディーズがコケティッシュにレギュラー出演するバラエティ番組を下宿仲間と毎週楽しく見ていた。テレビ朝日などというキー局が東京にあるのをそのとき初めて知った。瀬戸内海放送はテレビ朝日のキー系列局の中では古株に属しているはずだ。『スーパーモーニング』には鳥越俊太郎が鎮座し、落合恵子まで出演していて、すなわち発せられたコメントに過不足なく、事件を紹介し解説するテレビ報道として「これで決まり」の感がある。

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by thessalonike4 | 2007-11-02 23:30 | その他
春野町で起きた交通事故の冤罪事件 - サライの国へのユニゾン
b0087409_140259.jpg10/23と10/27の『きっこのブログ』に高知県で起きた白バイとスクールバスの交通事故をめぐる冤罪事件の記事がある。一週間前にたまたま10/23の記事を見て、ブログもフォローの記事を入れようかどうか悩んでいた。悩んだ理由は、こうして問題を取り上げた理由とそのまま直結するのだが、あまりに身辺に生々しく関わりすぎる問題だったからである。ブログの活動を3年間続けてきたが、プライベートな領域は完全に無色透明化して情報発信するのがブログの作法であり矜持でもあった。今回、その禁を破ることになる。事故と事件の概要は『きっこのブログ』や冤罪被害者を支援するブログの『冤罪事件進行中』を読んでいただきたいが、この事件が起きた国道56号線の現場は、私の高校時代の通学路で、自宅と学校のほぼ中間地点の場所になる。学校はそこからバスで15分ほど行った先にあり、宇治十帖の古文や宦官の世界史の授業もその学校の教室で受けた。

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by thessalonike4 | 2007-10-29 23:30 | その他
フェリス女学院三田村雅子の源氏物語講義 - 幻想の宇治十帖
b0087409_2113020.jpg秋が深まり、フェリス女学院大学の三田村先生の源氏物語の講義を聴きたい気分になった。もうかれこれ十年以上も前になるが、NHK教育の深夜番組『古典への招待』で三田村先生が源氏を講義しているのを見て、すっかりその面白さに引き込まれた記憶がある。眠い目をこすりながら集中して見ていた。記憶では、その後も二度ほど源氏物語を講義し、一度だけ枕草子をやったように覚えている。三田村先生の源氏物語は絶品だった。ETVの番組で、これまで源氏やその他の古典について講義を聴いたことがあるが、中身は基本的に高校の授業で習ったものと変わりなかった。つまり原文解釈であり、古文の言葉の一つ一つを追いかけて全体の意味を明らかにし、余った時間で作者や作品や関係する歴史上の人物のエピソードを加えて、講義時間を纏めるプレーンな形式だった。

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by thessalonike4 | 2007-10-15 23:30 | その他
仙台の八重洲書房と知識人の共同体 - 堀田善衛を読んだ頃
b0087409_15355830.jpg仙台の駅前、丸光百貨店(当時)の裏通りに八重洲書房という本屋があり、私がこれまで出会った書店の中で最高の店だった。日本一の書店。仙台はいつでも素敵な町だけれど、八重洲書房がなくなったことで、私の中では町の価値が半減してしまった。ネットの中を検索すると、やはり、ありし日を懐かしむ声や閉店を惜しむ声が散在している。八重洲書房に初めて出会ったのは、今から23年前のことだった。それから10年後には店はすでに町から姿を消していた。駅から近くて便利なこともあったが、仕事で仙台を訪れた際は必ず立ち寄って、一時間ほどを店の中で過ごしていた。仙台へ出張する最大の楽しみが八重洲書房だった。人は人生の中でどうしても失いたくないものがある。しかし、人が生きて行くということは、失いたくないものを一つ一つ失って行くということでもある。

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by thessalonike4 | 2007-10-14 23:30 | その他
日本映画 『フラガール』 - 数珠繋ぎの感動と娯楽のカタルシス
b0087409_203189.jpg10/6夜のフジテレビで『フラガール』が放送されていた。封切されたのは一年前の昨年9月23日。この映画を見た田中康夫は、受けた感動をメッセージにして、機会あるごとにエバンジェライズして歩いていた。その最初のスピーチが、昨年の9月25日に民主党臨時党大会に招待されたときの来賓挨拶であり、加藤学のブログの記事の中にそのことが紹介されている。この日の臨時党大会の会場には、翌年の参院選で山口選挙区から立候補することが決まっていた戸倉多香子も出席していた。そして同じこの日、党大会会場の東京プリンスホテルから赤坂TBSのスタジオに移動した田中康夫は、同じ 『フラガール』 の感動談を夜10時からの「アクセス」の対談の中で披露していた。私はたまたまこの放送をラジオで聴いていて覚えている。「映画を見て感動するだけでなく、一歩でも社会を前へ進めよう」。田中康夫は映画の台詞を引用しながら、市民による政治変革を訴えていた。

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by thessalonike4 | 2007-10-07 23:30 | その他
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