本と映画と政治の批評
by thessalonike4
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カテゴリ:安倍政権( 18 )
安倍晋三の責任と無責任 - 福田康夫有利を予想できた理由
b0087409_10232848.jpg所信表明演説や辞任会見の際に、安倍晋三の口から責任という言葉がやたらと連発されるのだが、その意味が不明で、言葉が軽く、本人はどういう意味で責任という言葉を言っているのだろうかと訝っていたのは『報道ステーション』の加藤千洋だった。その加藤千洋は、一昨日(9/12)の放送で、40日間の無駄な政治空白を作り出し、国会の代表質問の直前に身勝手に辞任した安倍晋三に対して、「国民に対してお詫びする言葉が一言もありませんでしたね」と静かな怒りのコメントを発していた。日本語の「責任」という言葉は飾り言葉に堕しやすく、中身を曖昧にしやすい性格を持っている。責任という言葉を執拗に掲げて訴えながら、安倍晋三の政治ほど無責任なものはなかった。窮極の政治的無責任の姿。それは海外メディアからも厳しく批判されているとおりだが、安倍晋三の責任と無責任について少し感じたことを述べると、安倍晋三が修辞として使っていた「責任」は、本当のところは、本人の内面において「国民に対する責任」の意味は無かったのではないか。

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by thessalonike4 | 2007-09-14 23:30 | 安倍政権
恥と共に去りぬ - 安倍晋三の退場と自民党後継総裁の政治
b0087409_95026100.jpg今回の安倍晋三の辞任劇は、日本の憲政史上最悪の汚点として残るもので、議会制民主主義に対する卑劣な侮辱行為である。新聞やマスコミは様々な見方を示しているが、根底には安倍晋三自身の生まれながらの日本国民への軽蔑意識と民主主義への拒絶観念がある。安倍晋三の傍若無人は遺伝子が為さしめているもので、要するに六十年安保のときに権力の座を追われた戦犯岸信介とその娘の洋子、その二人から受け継いだ日本国民への不信と戦後憲法の民主主義に対する怨念が精神構造の中核にあり、安倍晋三の傲慢で欺瞞に満ちた行動を突き動かしている。安倍晋三の驚天動地のわがままと無分別は、母親の洋子が許し唆しているもので、恐らく、参院選敗北後に辞任させず居直らせたのも、代表質問直前に辞任させたのも、安倍洋子の倒錯した溺愛妄念が庇護し誘導しているのに違いない。国民は徹底的にバカにされ、コケにされたのだが、安倍洋子と安倍晋三は国民をバカにして二人で哂いたかったのだ。戦後民主主義の憲法体制の下で、親子は自覚せる「正統的異端」であり、究極の悪と愚劣を演じて歴史に汚点を残して恥じることはないのだ。

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by thessalonike4 | 2007-09-13 23:30 | 安倍政権
小池百合子の記憶と残像 - 刺客選挙から報道の革命まで
b0087409_18265517.jpgブログが小池防衛相の再任を予想した途端に、本人が入閣を辞退する報が伝わった。真相が何なのか興味深い。私が小池百合子の入閣を予想したのは、森喜朗たちの「小池降ろし」に対抗して、「改革」の旗を守ろうとする小泉純一郎が裏で強力に小池支持に動き、米国がお墨付きを与えて後押ししたからではないかと考えたからで、ここで小池百合子を失脚させると、「改革政治」の正統性が危機に瀕する恐れがあるからである。この季節になれば、誰もがいやでも思い出すが、あの二年前の郵政民営化選挙の主役は、「改革の旗手」として「抵抗勢力」が蟠踞する選挙区に斬り込んで行った刺客たちだった。その刺客候補の一番手として名乗りを上げたのがルックスグッドな小池百合子で、彼女が刺客として立ったときは、選挙の趨勢はまだ不透明な段階にあり、小泉自民党に風が吹くかどうかは微妙な情勢だった。そのとき、郵政民営化への世論は未だ賛否拮抗していた。

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by thessalonike4 | 2007-08-25 23:30 | 安倍政権
新内閣の閣僚名簿予想 - 森喜朗と小泉純一郎のベクトル
b0087409_11494650.jpg来週、8月27日に発表される党執行部と新内閣の閣僚人事について、新聞報道を見ながら下のような顔ぶれを予想してみた。今回の閣僚人事の予想は難しい。そして予想するのが面白くない。簡単に考えれば、今度の内閣改造における安倍晋三の最大の目標は支持率向上であり、支持率を最大にする改造人事を考えないといけない。それは本人もよく分かっているはずなのだが、安倍晋三が頭が悪く、客観状況を理解できない人間であるために、その目標を最大限達成する人事を立案実行することができない。新聞報道でアドバルーンが上がっている名前は支持率に寄与しない人間ばかりだ。そして本来、人事は最後まで極秘で伏せていて、そして開示の瞬間にサプライズを起こさなければならない。それが最も政治的に効果のある人事のやり方である。小泉純一郎はそのようにした。

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by thessalonike4 | 2007-08-22 23:30 | 安倍政権
国会の風景 - 格差で下がるはずの支持率が北朝鮮核で上がる
b0087409_1259402.jpg昨日の記事で、北朝鮮の核実験がわが国でただちに集団的自衛権の憲法解釈変更の政治に繋がるだろうと予想したが、案の定、そのとおりの展開になった。今日(10/11)の参議院予算委員会で舛添要一が質問に立ち、安倍首相と久間防衛庁長官と阿吽の呼吸で質疑を交わしながら、船舶臨検の法整備と集団的自衛権の解釈変更に前向きな発言を政府答弁として明確にさせた。具体的に紹介すると、国連安保理で憲章41条に基づく制裁決議案が通り、米海軍が日本海で北朝鮮船舶の臨検に及んで北朝鮮側から銃撃を受けた場合、海上自衛隊はどう対応するのかという質問を舛添要一が発したの対し、安倍首相は比喩を用いながら次のように回答した。現在のところは、領海内であれば攻撃に対して武力行使ができるが、公海上であればそれはできない。これは憲法上の集団的自衛権行使の制約によるものだが、果たしてそれでいいのかは問題がある。

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by thessalonike4 | 2006-10-11 23:40 | 安倍政権
日本人における「生活の政治化」現象 - 孫正義の政治報道事業
b0087409_17301588.jpg3ヶ月ほど前の話になるが、ある若者向けカルチャー雑誌からメールが届き、新しい企画として「政治」を総力特集することになり、「小泉政権通信簿」と題して設問したアンケート項目に回答を寄せて欲しいという要請を頂戴したことがあった。生来ものぐさな性格なものだから、つい返事を出さないまま締切日を過ぎ、編集部には大いに非礼をしてしまったが、その依頼文の中に興味深い一節があった。曰く、「現在、多くの若者が政治に強い関心を持っていますが、従来の運動への失望感や具体的な行動がイメージできないことから沈黙しがちであり、社会、特にマスメディアはあいかわらず『若者は政治に無関心』という論調に終始しているのが現状です」。そこで、従来は若者向けサブカルチャーをテーマに売っていた雑誌に、思いきって政治の要素を取り入れて新たな市場機会を展望して行こうというものだった。この雑誌編集部の市場観察の嗅覚は鋭いと思う。非常によいマーケティングセンスをしている。

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by thessalonike4 | 2006-10-08 23:30 | 安倍政権
意外に低かった安倍内閣の支持率 - 麻生太郎との亀裂の露呈
b0087409_12284088.jpg安倍内閣の支持率が出た。朝日:63%、共同:65%、読売:70%。新聞はこの数字を歴代3位の高水準だと書いているが、果たして本当に高い数字と言えるのか。私の率直な感想を言えば、この数字はかなり低い。あれだけ大掛かりな宣伝工作を何か月もやった挙句の結果としては、必ずしも成功の範疇には入らない。広報担当者の世耕弘成が一番よくわかっているだろう。不本意な数字であるはずだ。少なくとも朝日で70%、読売で75%のアチーブメントは欲しかったに違いない。昨日の記事で示した評点基準に照らせば、この数字は可である。不可ではないが優でも良でもない。私は、支持率65%が大阪補選の勝敗の分岐点をなすという予想を前回述べた。補選は自民党にとって必ずしも順風満帆の状況ではない。この数字は陣営が内部で見積もっていた目標に対して明らかに未達である。未達と言えば、7割以上を必達目標にしていた総裁選挙でも結果は66%だった。この支持率の数字とよく似ている。

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by thessalonike4 | 2006-09-28 23:30 | 安倍政権
安倍政権の構造と環境 - ライブドア世論調査では支持率23%
b0087409_17525869.jpg安倍内閣の支持率はどれくらいになるのだろう。私はずっとこの数字を気にしていて、記事の中でも関心を払ってきた。安倍首相は80%以上を狙っているはずだ。大学の単位取得試験と同じで、80%以上なら優、70%台なら良、60%台なら可、60%以下なら不可となる。NHK世論調査による9/11付の小泉内閣支持率が51%、読売新聞調査による任期五年半の平均支持率が56%、そして新内閣発足時の支持率は90%を超えていた。あれだけテレビをジャックして延々と宣伝工作を続けてきたのだから、80%の目標値は決して高いハードルとは言えない。私の予想では、仮に最初の内閣支持率が65%を切った場合、10/22投票日の補選で自民党は大阪9区を取りこぼすだろう。神奈川16区は自民勝利がほぼ確定と言われていて、大阪の接戦が伝えられている。大阪の選挙が安倍内閣の評価を決める最初の試金石となる。この選挙を負けると安倍首相の党内での求心力が低下する。

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by thessalonike4 | 2006-09-27 23:30 | 安倍政権
松岡利勝と尾身幸次の閣僚記者会見 - 末延吉正のプロパガンダ
b0087409_1154593.jpg今日だけで「組閣」のキーワード検索での来訪者が約千件あった。予想を含めた安倍新内閣の組閣関連記事について情報を探した人が多かったのだろうが、昨年の小泉内閣のサプライズを予想したブログ記事が最上位にあったために、それをクリックして覗き見た人が多かった。安倍新内閣の情報分析を見ようとアクセスされた方には期待外れで申し訳ない。安倍内閣については事前予想する気も全く起こらなかった。昨年のときと気分が違う。総裁選のマスコミ報道も面白くなかったし、安倍首相に対する人格批判のみのバッシングを繰り返している浮薄な左翼ブログの喧騒も無力感を深めるだけだった。世の中は確かに政治への関心が高まっているが、私の中ではどんどん低くなっている。政治が自分の手の届かないところへ行っている感が強い。前回の記事で6千億円の法人税減税について触れ、深刻な歳入不足と財政危機が言われる中で何故これほどまで安易に企業にバラマキをするのかよく分からなかった。

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by thessalonike4 | 2006-09-26 23:30 | 安倍政権
「NEWS23」の総裁選格差社会討論 - 自民党のプロパガンダ
b0087409_178474.jpg一昨日(9/18)の「NEWS23」で自民党総裁選三候補の生討論があり、格差問題にテーマを絞って議論が埋められていた。感想が幾つかあり、まず最も強く感じたのは、総裁選を通じた自民党の宣伝プロモーションがきわめて効果的に成功している事実である。一部には盛り上がっていないという評判もあったが、私は必ずしもそうは思わない。次の政権がどのような政治をするのか、それが自分たちの生活にどう影響するのか、我々には大きな不安があり、放送を見たくなくても見ざるを得ない気分になってしまうのだ。総裁選の期間を通じて、憲法改正や消費税増税はどんどん具体的な政治日程に落とし込まれて行き、視聴者にとって「避けられない将来」の輪郭が明らかになってしまった感がある。報道番組のキャスターたちは候補者に何も反論をせず、まるで国政選挙の政見放送のように彼らの主張を自由に垂れ流させていた。「刷り込み」は大成功したのではないか。このキャンペーンは確実に自民党の支持率を上げるだろう。

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by thessalonike4 | 2006-09-20 23:30 | 安倍政権
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