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本と映画と政治の批評
by thessalonike4

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since 2004.9.1


















Passing through ten million milestone on weekend
Passing through ten million milestone on weekend_b0087409_2136112.jpgさすがに累計のアクセス数が1千万を超えているBLOGというのは他にあまりない。カウンターでも8桁まで用意しているものは少なかった。3年半で1千万アクセス。今の時点では少なすぎて不満と憂鬱を感じる数字だが、ブログを始めた頃はこれほど多くのアクセスを獲得できるようになるとは思わなかった。本名を出すようになるとも思わなかった。政治の議論を中心にする考えもなかった。趣味的に小さく始めて小さく畳むつもりだった。2004年の9月に開設し、『アフターダーク』や『ダ・ヴィンチ・コード』の書評を書いて一人で楽しんでいた。『ハウルの動く城』の映画評を上げた後、読みたい本がなくなって更新が止まった。そのブログの性格と方針が変わったのは2005年の途中からで、最初の契機は中国の反日デモであり、そして郵政民営化と総選挙から大きく政治に踏み込んだ。方針を変えてよかったのかどうか、今さら思い直しても元へは戻れない。

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# by thessalonike4 | 2008-03-01 23:30 | その他
隠蔽工作はなぜ破綻したのか - 石破茂の独断専行と人望欠如
隠蔽工作はなぜ破綻したのか - 石破茂の独断専行と人望欠如_b0087409_1341243.jpgわずか一日数千人の訪問者が見るだけの弱小ブログだが、微かに政治を動かしているかも知れず、昨夜(2/28)、野党三党の国対委員長が都内のホテルで会談し、石破茂への辞任要求で方針を一致させたとの報道があった。本当は、四野党が幹事長会談でイージス艦問題の国会証人喚問を統一要求して欲しかったが、この問題で野党が足並みを揃える動きを見せたことは意味がある。本日(2/29)、衆院予算委員会でイージス艦問題の集中審議が組まれているが、自民党はこの審議の後に予算案(税制法案)を委員会採決する構えであり、民主党は強行採決なら審議拒否だと言っている。果たして石破茂に対する本格的な追及が今日の国会で見れるのか、今日の午後が終わってみないと分からない。民主党が腹の中で何を考えているかは依然不明で、今週初めから石破茂と防衛省の隠蔽工作があれだけ明白になっていたのに、民主党は国会でのイージス艦問題の集中審議を積極的に求めず、時間を稼がせて、自民党が予算案の強行採決に出る時機を与えていた。 

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# by thessalonike4 | 2008-02-29 23:30 | イージス艦衝突事故
国民への謝罪と反省のない舩渡健の会見 - 石破茂辞任の政局
国民への謝罪と反省のない舩渡健の会見 - 石破茂辞任の政局_b0087409_1417301.jpgたとえば東京に住む者が、難波から南海に乗って和歌山へ行ったり、近鉄に乗って生駒の方に行くということは稀である。その裏庭的な、和泉や河内の地域の一帯を、私は「ディープ大阪」と呼ぶけれど、逆に、関西に住む人とか、関東以外の地方の人が千葉や房総を訪れることは滅多にないだろう。それはバスか電車で成田へ向かうとき、あるいは成田から帰ってくるときの旅の車窓の経験でしかないはずだ。関西や地方の人が実際に千葉県に足を踏み入れるのは、一生に一度あるかないかではあるまいか。そこはまさに「ディープ東京」。表から隠れた裏庭の地であり、よそから来た人に積極的にお見せする場所ではなく、その実相は、リムジンバスから目に入る東関東自動車道の両側の景色からも容易に察することができるだろう。東京湾の近くを走っているのに海は見えず、殺風景な灰色の倉庫群と工場群が立ち並び、無機質で殺伐としたコンクリートの景観が延々と続く。

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# by thessalonike4 | 2008-02-28 23:30 | イージス艦衝突事故
隠蔽工作の真犯人は石破茂 - 野党は幹事長会談で証人喚問を
隠蔽工作の真犯人は石破茂 - 野党は幹事長会談で証人喚問を_b0087409_21355335.jpg昨日(2/26)未明から今朝にかけて、イージス艦関連の情報が堰を切ったように流れ始めた。防衛省と自衛隊の情報隠蔽工作が綻びを見せ始め、辻褄が合わなくなった「事実説明」に対して、マスコミと野党の視線がようやく向かうようになった。昨夜のテレビ報道では、何と交代前の当直士官を事故後の19日午前10時前にヘリで防衛省に呼んで事情聴取していた事実が明らかになったが、今朝の新聞報道では、あろうことかその席に防衛相の石破茂が同席していた事実が判明した。昨日から今朝の関連報道を総合的に勘案して推理すると、今回のイージス艦問題の隠蔽工作を統括指揮していたのは、他でもない石破茂本人だという結論になる。例の「2分前に緑色の灯火を見た」という「目撃情報」とその流布は、石破茂自身がイージス艦の事故責任を逃れようとして率先して情報工作活動に奔走したもので、国民を欺くべく意図的に情報の隠蔽と事実の捏造を行ったものである。

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# by thessalonike4 | 2008-02-27 23:30 | イージス艦衝突事故
イージス艦問題への政治の無反応 - 漁師の遭難は自己責任か
イージス艦問題への政治の無反応 - 漁師の遭難は自己責任か_b0087409_14411843.jpg勝浦の川津漁港で昨日(2/25)の朝に「浦じまい」の儀式をやっている場面がテレビで放送されていた。海で遭難した漁師仲間の救助活動に区切りをつける共同体の儀式で、地元では江戸時代から続く風習だと言う。袈裟を着た僧侶が海に向かって先頭で経を読み、漁村村落の集団が小太鼓を叩いて祈りを捧げる。漁協川津支所の外記栄太郎組合長と親族の女性の二人が果物を港の海に投げ入れ、「哲大、お父さんと食べるんだよー」と言っていた。この川津漁港の祈りの情景は、漁師親子が遭難した直後から何度か見る機会があり、非常に印象的で、今回のイージス艦の事件の中で一つの大きなモメントになっている。古きよき日本の村落共同体、そこに生きる純朴な人々の心の健気さを感じさせられ、NHKの大晦日の「ゆく年くる年」を思い起こされ、あの映像に心から感動させられる。あの太鼓を叩く独特の「御法楽」の形式は日蓮宗のものだろうか。

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# by thessalonike4 | 2008-02-26 23:30 | イージス艦衝突事故
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